能動性クロニクル 歌詞 プルモライト ふりがな付

安定あんていばっかを選えらんで 目立めだたないように過すごしてる
傷付きずつかない為ための術すべだ

何なにをやっても理想りそうじゃない 平均値へいきんち以上いじょうは望のぞめない
褒ほめられも貶けなされもしない

昨日きのう辿たどれど 今日きょうに活いかせない
僕ぼくは負まけ犬いぬのように吠ほえている
今日きょうを辿たどれど 明日あしたに期待きたい出来できない
漂ただよったまま

たった一ひとつの才能さいのうも そっと手てから零こぼれてく
主役しゅやくが不在ふざいのシナリオ
もっとうまく生いきれたら きっと信しんじられるけど
そこに僕ぼくは居いない

誰だれもが羨うらやむ世界せかいで 生いきる人ひとは確たしかに居いるのに
振ふり分わけられて堕おちていく

「もうダメかな?」「まだイケるさ。」
自問自答じもんじとうじゃ虚むなしいだけ

僕ぼくの心こころが動うごき始はじめた 頭あたまの中なかでサイレンが鳴なってる
このままじゃ終おわれないと僕ぼくの中なかの僕ぼくが言いう
もう逃にげる事ことを選えらばないように
ただ走はしり続つづけていくから 許ゆるして

たった一ひとつの才能さいのうは この脈打みゃくうつ心臓しんぞうだ
主役しゅやくが僕ぼくのシナリオ
もっとうまく生いきれたら ずっと信しんじられるから
やがて空そらは晴はれる

僕ぼくは、僕ぼくを、許ゆるす。