雪ゆきが降ふる夜明よあけの駅えきに
真赤まっかなマントの少女しょうじょがひとり
二枚にまいの切符きっぷをにぎりしめ
ふるえるからだで立たっていた
びゅうびゅうツルギのような風かぜ
少女しょうじょをいじめて吹ふくけれど
愛あいするひととの旅立たびだちの
熱あつい想おもいを抱だいていた 抱だいていた
むらさきに地平ちへいがそまり
朝日あさひがのぼって来きそうな時ときに
りりしい眉まゆした少年しょうねんが
息いきせききらして駈かけて来きた
追手おってが来くるかもしれないが
少女しょうじょは少すこしもこわくない
愛あいするひととの旅立たびだちの
熱あつい想おもいを抱だいていた 抱だいていた
雪yukiがga降fuるru夜明yoaけのkeno駅ekiにni
真赤makkaなnaマントmantoのno少女syoujoがひとりgahitori
二枚nimaiのno切符kippuをにぎりしめwonigirishime
ふるえるからだでfuruerukaradade立taっていたtteita
びゅうびゅうbyuubyuuツルギtsurugiのようなnoyouna風kaze
少女syoujoをいじめてwoijimete吹fuくけれどkukeredo
愛aiするひととのsuruhitotono旅立tabidaちのchino
熱atsuいi想omoいをiwo抱daいていたiteita 抱daいていたiteita
むらさきにmurasakini地平chiheiがそまりgasomari
朝日asahiがのぼってganobotte来kiそうなsouna時tokiにni
りりしいririshii眉mayuしたshita少年syounenがga
息ikiせききらしてsekikirashite駈kaけてkete来kiたta
追手otteがga来kuるかもしれないがrukamoshirenaiga
少女syoujoはha少sukoしもこわくないshimokowakunai
愛aiするひととのsuruhitotono旅立tabidaちのchino
熱atsuいi想omoいをiwo抱daいていたiteita 抱daいていたiteita