泣かせてくれよ 歌詞 吉本坂46 ふりがな付

雑踏ざっとうは好すきやないのに何なんで歩あるいてるんやろう?
おまえいなくなったこの街まちなんかもう行いく当あてもない

気きづけばいつの間まにかこんな遠とおくに来きてたんか?
丸まるめてた背中せなかは見みえへん雨あめに濡ぬれてる

泣なかせてくれよ大阪おおさか
アホな男おとこの独ひとり言ごと
酔よったぐらいで忘わすれるか
今いまさらやけど惚ほれてた

歌うたなんか得意とくいやないけどなんでか口くちずさむのは
歌詞かしもうろ覚おぼえのたかじんの曲きょく心こころに沁しみてくる

おまえは俺おれなんかよりええ男おとこ探さがさなあかん
思おもてもないこと優やさしさ勘違かんちがいしてた

しあわせになれ大阪おおさか
遠回とおまわりさせた人生じんせいよ
安やすい指輪ゆびわが心残こころのこりや
間まに合あわへんけど惚ほれてた

この街まちの灯あかりは
悲かなしみに慣なれてる
必要ひつよう以上いじょう明あかるくせずに
ただそっとそっと
足下あしもとを照てらすよ

おまえと出会であったあの日ひもこんな雨あめが降ふってたっけ
すれ違ちがっただけの二人ふたりやったらよかった

泣なかせてくれよ大阪おおさか
アホな男おとこの独ひとり言ごと
酔よったぐらいで忘わすれるか
今いまさらやけど惚ほれてた
失なくしたものに気きづいたんやけど
もう言いえへん好すきやねん