浮草ふたりづれ 歌詞 夏木綾子,葡萄園玉助 ふりがな付

酔よったふりして おまえをそっと
抱だけば折おれそな うすい肩かた
悔くいはしません あなたに逢あえて
つらくないかい 私大しだい丈夫じょうぶ
こころひとつに 寄より添そいながら
どこへ 流ながれる 浮草うきくさふたりづれ

過すぎた昨日きのうは 振ふり向むかないと
おまえ小ちいさく 微笑ほほえんだ
北きたの夜風よかぜが 水面みなもを揺ゆらす
寒さむくないかい 私大わたしだい丈夫じょうぶ
思おもい重かさねて いたわりあって
今日きょうも 流ながれる 浮草うきくさふたりづれ

生うまれ育そだちは 違ちがっていても
どこか身みの上うえ 似にたふたり
遠とおい灯あかりは しあわせ灯あかり
俺おれでいいのか 私大わたしだい丈夫じょうぶ
夢ゆめと言いう名なの 岸辺きしべを探さがし
明日あすへ 流ながれる 浮草うきくさふたりづれ