recollection 歌詞 少女病 ふりがな付

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recollection 歌詞

recollection 歌詞

少女病

2010.12.8 リリース
作詞
少女病
作曲
ピクセルビー
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「どこにでもあるようなしあわせな家族かぞく
国中くにじゅうただよ不自然ふしぜんなまでの魔女まじょへの信仰しんこうにも、
どうにか順応じゅんのうして……」

まずしいことなんて わらばせるまぶしい家族famile
ちいさないえ 桜草primevereあたたかな小庭jardin

はなのように 綺麗きれいかおした
フランとレスター 両親りょうしん自慢じまんだった双子ふたご

人見知ひとみしりのフランチェスカ レスターのはなれずに

「おにいちゃんなしでは、むらそとにもられないんじゃない?」
からかわれてほおふくらませた やさしいはる

御機嫌ごきげんよう、みなさん。
しあわせな日々ひびをおごしのところごめんなさい。
じゃ……わりにしましょう?」

すべてがかれたのは突然とつぜんのこと。
たった一人ひとりあらわれた魔女まじょかれらの言葉ことばつこともなく、
たのしむように両親りょうしんころし、そのまま双子ふたごろうとして……。
眼前がんぜん凶事きょうじれることのできない少女しょうじょは、
ただうつろにさけつづけていた」

うそ……いや……いやぁぁぁぁっっ!!」

眼下がんかひろがる逢瀬おうせ思慕しぼあと
いのちたれてもなお えがかがや
稚拙ちせつ御伽噺おとぎばなしだとしんじた "きずなり"は
突如とつじょ前触まえぶれなくひかりこわした

なにおとこえない 自分じぶんこえ
彼女かのじょすべてを拒絶きょぜつするようにさけつづけ――――

はる蒼穹そうきゅうそらへとらすのは
虚構きょこうもとれるこころ警鐘けいしょうか……?

「ねぇ、わずらい。おまえはもういいや……」

ささや魔女まじょは、さけぶフランチェスカにける。
けれどつらぬかれるその刹那せつな
レスターがその凶刃きょうじんおのれていしてめて……」

いもうとだけは、こいつだけはたすけてやってください。ころすのならおれに……」

いつだってうしろにいて
いつだってまもられて――――

自分じぶんこわいくせに ちいさくふるえてるのに
どうしてなの?いつもみたいに
ひとみほそめて 安心あんしんさせるみたいに
わらってかばつづけてくれたのは――――

「フランチェスカは、
あにからながふたたふか衝撃しょうげきけ、こえうしなってしまう。
まるで、この瞬間しゅんかん悲鳴ひめい一生いっしょうぶんこえはっくしてしまったかのように。
その光景こうけいうれしそうにみていた魔女まじょは、
あにであるレスターだけをそのからって……。
少女しょうじょそばのこされたものは、
いあってたお両親りょうしん死体したいと、かおりだけ」

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曲名:recollection 歌手:少女病