泣かせて大阪 歌詞 山口かおる ふりがな付

夢ゆめと玩具オモチャが あったなら
周囲まわりが見みえない 男ひとやから
ままごと遊あそびに あゝああ飽あきたなら
行いってもええよ 若わかい娘こに
阿呆あほがつくほど 惚ほれたから
許ゆるすことしか でけへんわ
泣なかせて大阪おおさか こころの悲かなしみ流ながすよに
新地しんちの雨あめに 濡ぬれたいの

ちょっとやんちゃで 我わがままで
半分はんぶん子供こどもの ままやから
貢みついでばかりの あゝああ貯金箱ちょきんばこ
それでもいいと 思おもってた
阿呆あほがつくほど 惚ほれたから
まるではぐれた ノラ猫ねこや
泣なかせて大阪おおさか なぐさめられるの嫌いややから
ミナミで飲のむわ ひとりきり

阿呆あほがつくほど 惚ほれたから
忘わすれられへん 本当ほんとうや
泣なかせて大阪おおさか 幸しあわせ色いろした想おもい出では
捨すてよか夜よるの 淀川よどがわに