乾かわききった アスファルトに唾つばを吐はき
顔かおのない人ひとの流ながれに紛まぎれ込こむ
ただおまえだけを待まっている
ざらついた霧きりの街角まちかどで
乱みだれたベッドでおまえの爪つめを切きる
独ひとり言ごとみたいな愛あいをささやいて
うすい羽はねかさねとまってる
どこまでも落おちる風かぜの中なか
白しろい太陽たいようが過すぎ去さってゆく中なかで
赤あかい唇くちびるが白しろい脳のうを染そめてゆく
白しろい太陽たいようが過すぎ去さってゆく中なかで
黒くろいまなざしが白しろい脳のうに刻きざまれる
白しろい太陽たいようが過すぎ去さってゆく中なかで
赤あかい唇くちびるが白しろい脳のうを染そめてゆく
乾kawaききったkikitta アスファルトasufarutoにni唾tsubaをwo吐haきki
顔kaoのないnonai人hitoのno流nagaれにreni紛magiれre込koむmu
ただおまえだけをtadaomaedakewo待maっているtteiru
ざらついたzaratsuita霧kiriのno街角machikadoでde
乱midaれたretaベッドbeddoでおまえのdeomaeno爪tsumeをwo切kiるru
独hitoりri言gotoみたいなmitaina愛aiをささやいてwosasayaite
うすいusui羽haneかさねとまってるkasanetomatteru
どこまでもdokomademo落oちるchiru風kazeのno中naka
白shiroいi太陽taiyouがga過suぎgi去saってゆくtteyuku中nakaでde
赤akaいi唇kuchibiruがga白shiroいi脳nouをwo染soめてゆくmeteyuku
白shiroいi太陽taiyouがga過suぎgi去saってゆくtteyuku中nakaでde
黒kuroいまなざしがimanazashiga白shiroいi脳nouにni刻kizaまれるmareru
白shiroいi太陽taiyouがga過suぎgi去saってゆくtteyuku中nakaでde
赤akaいi唇kuchibiruがga白shiroいi脳nouをwo染soめてゆくmeteyuku