とりもどした温あったかさに
貧まずしい木造きづくりの椅子いすを置おこう
光ひかりを浴あびながら
椅子いすはまぶしそうだ
その椅子いすには
ゆきずりの女おんなが座すわるんじゃない
ショールより温あたたかく
きみが座すわるんだ
きみが座すわるにふさわしいのは
陽ひ溜だまりの椅子いすに似にている
忘わすれられながら
椅子いすは待まちつづけて
その椅子いすでは
たそがれの風景ふうけいが通とおりすぎると
おだやかなことばが
きみに与あたえられる
でもやがて ぼくに気きづくと
きみは くるりと椅子いすを廻まわすかも知しれないけれど
とりもどしたtorimodoshita温attaかさにkasani
貧mazuしいshii木造kidukuりのrino椅子isuをwo置oこうkou
光hikariをwo浴aびながらbinagara
椅子isuはまぶしそうだhamabushisouda
そのsono椅子isuにはniha
ゆきずりのyukizurino女onnaがga座suwaるんじゃないrunjanai
ショsyoールruよりyori温atataかくkaku
きみがkimiga座suwaるんだrunda
きみがkimiga座suwaるにふさわしいのはrunifusawashiinoha
陽hi溜damaりのrino椅子isuにni似niているteiru
忘wasuれられながらrerarenagara
椅子isuはha待maちつづけてchitsudukete
そのsono椅子isuではdeha
たそがれのtasogareno風景fuukeiがga通tooりすぎるとrisugiruto
おだやかなことばがodayakanakotobaga
きみにkimini与ataえられるerareru
でもやがてdemoyagate ぼくにbokuni気kiづくとdukuto
きみはkimiha くるりとkururito椅子isuをwo廻mawaすかもsukamo知shiれないけれどrenaikeredo