よみ：かいらいにんぽうちょう
傀儡忍法帖 歌詞
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春はるの麗うららに御山おやまを覗のぞけば 貍たぬき囃子ばやしに釣つられて踊おどる
虎とらの威いを借かりる 狐きつねが寝過ねすごし 覚めざめて仰天ぎょうてん 添そい寝ねとくらぁ
ああ夜よるは ころりころげて (駑ど鈍どん、駑ど鈍どん)
夏なつの盛もりに優曇華うどんげ咲さいたら 古今無双ここんむそうの音色ねいろが響ひびく
夏なつも小袖こそでと欲張よくばりゃ未まだしも 旋毛曲つむじまがりは何所どこ吹ふく風かぜ
ああ夜よるは ころりころげて (駑ど鈍どん、駑ど鈍どん)
絶たえなば絶たえね ほら期待きたい通どおりに 世よの中なか 進すすんじゃあくれない
成なさねば成ならぬ ほら思おもい通どおりの ものにゃ
生半可なまはんかにゃなれない (だが成なせば成なる!)
秋あきの晩おそくに 女形おやまを落おとせば 男冥利おとこみょうりに にやけて候そうろう
そんじょそこらの 妃嬪ひひんにゃ劣おとらぬ 殿とのの栗毛くりげと見紛みまがうほど
ああ夜よるは ころりころげて (駑ど鈍どん、駑ど鈍どん)
冬ふゆの真中まんなかに燗酒かんざけつければ 五臓六腑ごぞうろっぷに渡わたりて染しみる
ちょいと微ぬ温るめを鯣するめで一献いっこん 古妻ふるめの酌しゃくで潰つぶれるまで
ああ夜よるは ころりころげて
(駑ど鈍どん、駑ど鈍どん 駑ど鈍どん、駑ど鈍どん 駑ど鈍どん、駑ど鈍どん 駑ど鈍どん、駑ど鈍どん)
虎とらの威いを借かりる 狐きつねが寝過ねすごし 覚めざめて仰天ぎょうてん 添そい寝ねとくらぁ
ああ夜よるは ころりころげて (駑ど鈍どん、駑ど鈍どん)
夏なつの盛もりに優曇華うどんげ咲さいたら 古今無双ここんむそうの音色ねいろが響ひびく
夏なつも小袖こそでと欲張よくばりゃ未まだしも 旋毛曲つむじまがりは何所どこ吹ふく風かぜ
ああ夜よるは ころりころげて (駑ど鈍どん、駑ど鈍どん)
絶たえなば絶たえね ほら期待きたい通どおりに 世よの中なか 進すすんじゃあくれない
成なさねば成ならぬ ほら思おもい通どおりの ものにゃ
生半可なまはんかにゃなれない (だが成なせば成なる!)
秋あきの晩おそくに 女形おやまを落おとせば 男冥利おとこみょうりに にやけて候そうろう
そんじょそこらの 妃嬪ひひんにゃ劣おとらぬ 殿とのの栗毛くりげと見紛みまがうほど
ああ夜よるは ころりころげて (駑ど鈍どん、駑ど鈍どん)
冬ふゆの真中まんなかに燗酒かんざけつければ 五臓六腑ごぞうろっぷに渡わたりて染しみる
ちょいと微ぬ温るめを鯣するめで一献いっこん 古妻ふるめの酌しゃくで潰つぶれるまで
ああ夜よるは ころりころげて
(駑ど鈍どん、駑ど鈍どん 駑ど鈍どん、駑ど鈍どん 駑ど鈍どん、駑ど鈍どん 駑ど鈍どん、駑ど鈍どん)
