名前なまえのない色使いろづかいと
人混ひとごみ模様もようの空気くうきが
微熱びねつであやとりしてる
すれ違ちがう様よう
人ひとは今夜こんやどこへ行いくの
肌身はだみを剥むいて心こころだけ
持もち合あわせてるような枕まくら気分きぶん
窓まどの外そとを覗のぞくように
すきま風かぜが通とおり抜ぬけたんだ
祈いのるようにそっと握にぎって欲ほしいんだよ
目覚めざまし時計どけいの悪夢あくむが舌したを引ひき抜ぬいて
ゆめうつつ
あやふやになる前まえに
さらって欲ほしいんだよ
君きみに
帰かえり道みちの交差点こうさてんの
剥はげた止とまれの標識ひょうしきが
落おちた白百合しらゆりに見みえる
勘違かんちがいをするくらいの
実みのりの無ないおとぎ話ばなしでもいい
出鱈目でたらめで不細工ぶさいくだった日々ひびにめがけて
放ほうり投なげてみた秘密ひみつの呪文じゅもん
なるようになるしかない
でも
君きみの声こえが部屋へやのカーテンを揺ゆらしたように見みえた
見みえない僕ぼくの気持きもちと思おもい出では届とどくかな
ゆめうつつ
戻もどれない君きみにせめて
贈おくり物ものをしてあげたいんだよ
名前namaeのないnonai色使irodukaいとito
人混hitogoみmi模様moyouのno空気kuukiがga
微熱binetsuであやとりしてるdeayatorishiteru
すれsure違chigaうu様you
人hitoはha今夜konyaどこへdokohe行iくのkuno
肌身hadamiをwo剥muいてite心kokoroだけdake
持moちchi合aわせてるようなwaseteruyouna枕makura気分kibun
窓madoのno外sotoをwo覗nozoくようにkuyouni
すきまsukima風kazeがga通tooりri抜nuけたんだketanda
祈inoるようにそっとruyounisotto握nigiってtte欲hoしいんだよshiindayo
目覚mezaましmashi時計dokeiのno悪夢akumuがga舌shitaをwo引hiきki抜nuいてite
ゆめうつつyumeutsutsu
あやふやになるayafuyaninaru前maeにni
さらってsaratte欲hoしいんだよshiindayo
君kimiにni
帰kaeりri道michiのno交差点kousatenのno
剥haげたgeta止toまれのmareno標識hyoushikiがga
落oちたchita白百合shirayuriにni見miえるeru
勘違kanchigaいをするくらいのiwosurukuraino
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出鱈目detarameでde不細工busaikuだったdatta日々hibiにめがけてnimegakete
放houりri投naげてみたgetemita秘密himitsuのno呪文jumon
なるようになるしかないnaruyouninarushikanai
でもdemo
君kimiのno声koeがga部屋heyaのnoカkaーテンtenをwo揺yuらしたようにrashitayouni見miえたeta
見miえないenai僕bokuのno気持kimoちとchito思omoいi出deはha届todoくかなkukana
ゆめうつつyumeutsutsu
戻modoれないrenai君kimiにせめてnisemete
贈okuりri物monoをしてあげたいんだよwoshiteagetaindayo