夜よるの鯨くじらは僕ぼくに言いう 「やあ、また会あったね」
夜よるの鯨くじらは僕ぼくに言いう 「さあ、それじゃ行いこうか」
夜よるの鯨くじらと僕ぼくは行いく…
夜よるの鯨くじらは僕ぼくに言いう 「じゃあ、気きをつけて」
夜よるの鯨くじらに僕ぼくは言いう 「ああ、またいつか」
僕ぼくは一人ひとり階段かいだんを下くだる 壁掛かべかけの絵えに導みちびかれる
僕ぼくは更さらに階段かいだんを下くだる 不思議ふしぎな程ほど見覚みおぼえがある
船ふねを乗のり換かえて地底ちていへ向むかう
夜よるの鯨くじらに僕ぼくは言いう 「やあ、また会あったね」
夜よるの鯨くじらに僕ぼくは言いう 「さあ、それじゃ行いこうか」
僕ぼくは戻もどる 愛あいした故郷こきょうへ 最後さいごの絵えを描えがくために
僕ぼくは上のぼる タイル張ばりの坂さか 誰だれかの血ちが流ながれている
僕ぼくはやがてある事ことに気付きづく これら全すべて僕ぼくの血ちだと
永久えいきゅうの様ような生命せいめいも溢あふれ続つづける 溢あふれ続つづける
描えがきかけたままで筆ふでは床ゆかに落おちる
命いのちを乗のり換かえて もう一度いちど
天てんと大地だいちを創造そうぞう 神かみにさえなれる部屋へや
嘘うそと真実しんじつを混まぜ それで塗ぬり潰つぶしてきた
此処ここには何なにも無ない 歪いびつな心こころだけ
水平線すいへいせんの向むこう側がわ 焼やけ落おちる火ひの中なかで
突つきつけられたのは 他ほかでもないあの声こえか
天てんと大地だいちを創造そうぞう 神かみにさえなれる部屋へや
嘘うそと真実しんじつを混まぜ それで塗ぬり潰つぶすだけ
宙そらと次元じげんを創造そうぞう 神かみでさえ恐おそれる部屋へや
嘘うそも真実しんじつも曲まげ それで壊こわし続つづけていく
此処ここには何なにも無ない 歪いびつな心こころだけ
夜よるの鯨くじらは僕ぼくに言いう 「やあ、また会あったね」
夜よるの鯨くじらは僕ぼくに言いう 「さあ、それじゃ行いこうか」
夜yoruのno鯨kujiraはha僕bokuにni言iうu 「やあyaa、またmata会aったねttane」
夜yoruのno鯨kujiraはha僕bokuにni言iうu 「さあsaa、それじゃsoreja行iこうかkouka」
夜yoruのno鯨kujiraとto僕bokuはha行iくku…
夜yoruのno鯨kujiraはha僕bokuにni言iうu 「じゃあjaa、気kiをつけてwotsukete」
夜yoruのno鯨kujiraにni僕bokuはha言iうu 「ああaa、またいつかmataitsuka」
僕bokuはha一人hitori階段kaidanをwo下kudaるru 壁掛kabekaけのkeno絵eにni導michibiかれるkareru
僕bokuはha更saraにni階段kaidanをwo下kudaるru 不思議fushigiなna程hodo見覚mioboえがあるegaaru
船funeをwo乗noりri換kaえてete地底chiteiへhe向muかうkau
夜yoruのno鯨kujiraにni僕bokuはha言iうu 「やあyaa、またmata会aったねttane」
夜yoruのno鯨kujiraにni僕bokuはha言iうu 「さあsaa、それじゃsoreja行iこうかkouka」
僕bokuはha戻modoるru 愛aiしたshita故郷kokyouへhe 最後saigoのno絵eをwo描egaくためにkutameni
僕bokuはha上noboるru タイルtairu張baりのrino坂saka 誰dareかのkano血chiがga流nagaれているreteiru
僕bokuはやがてあるhayagatearu事kotoにni気付kiduくku これらkorera全subeてte僕bokuのno血chiだとdato
永久eikyuuのno様youなna生命seimeiもmo溢afuれre続tsuduけるkeru 溢afuれre続tsuduけるkeru
描egaきかけたままでkikaketamamade筆fudeはha床yukaにni落oちるchiru
命inochiをwo乗noりri換kaえてete もうmou一度ichido
天tenとto大地daichiをwo創造souzou 神kamiにさえなれるnisaenareru部屋heya
嘘usoとto真実shinjitsuをwo混maぜze それでsorede塗nuりri潰tsubuしてきたshitekita
此処kokoにはniha何naniもmo無naいi 歪ibitsuなna心kokoroだけdake
水平線suiheisenのno向muこうkou側gawa 焼yaけke落oちるchiru火hiのno中nakaでde
突tsuきつけられたのはkitsukeraretanoha 他hokaでもないあのdemonaiano声koeかka
天tenとto大地daichiをwo創造souzou 神kamiにさえなれるnisaenareru部屋heya
嘘usoとto真実shinjitsuをwo混maぜze それでsorede塗nuりri潰tsubuすだけsudake
宙soraとto次元jigenをwo創造souzou 神kamiでさえdesae恐osoれるreru部屋heya
嘘usoもmo真実shinjitsuもmo曲maげge それでsorede壊kowaしshi続tsuduけていくketeiku
此処kokoにはniha何naniもmo無naいi 歪ibitsuなna心kokoroだけdake
夜yoruのno鯨kujiraはha僕bokuにni言iうu 「やあyaa、またmata会aったねttane」
夜yoruのno鯨kujiraはha僕bokuにni言iうu 「さあsaa、それじゃsoreja行iこうかkouka」