アスファルト 焦こがす太陽たいよう
背中せなかに熱ねつが 張はり付ついてくる
鉄塔てっとうが 貫つらぬいた空そらに
こぼれ落おちる汗あせ 真昼まひるの月つき
顔かおを上あげる 風かぜは呼吸こきゅうをやめた
今いまは誰だれも 影かげを知しらない
掌てのひらをすり抜ぬけた 幾千いくせんの夢ゆめや願ねがいが
灰はいとなって降ふり注そそぐ時とき この空そらは燃もえ上あがるだろう
あれはそう 八月はちがつ七日なのかの夕立ゆうだちの後あとに
名なも無なき友ともの 絶望ぜつぼうに染そまった 空そらを見みていた
逃にげ水みずが光ひかる坂道さかみち
喉のどが渇かわいてヒリついてくる
天井てんじょうが 落おちて来くる様ような
突然とつぜんの目眩めまい 真夏まなつの夢ゆめ
宛ずつどなく 彷徨さまよう心こころの中なかに
今いまは誰だれも 眠ねむってはいない
掌てのひらをすり抜ぬけた 幾千いくせんの夢ゆめを拾ひろうなら
感傷かんしょうなんて捨すてちまうがいい ここからは戻もどれないだろう
あれはそう 八月はちがつ七日なのかの夕立ゆうだちの後あとに
燃もえ落おちる様ような 真まっ赤かな太陽たいようが 僕ぼくを見みていた
誰だれもそう 片道かたみち切符きっぷで順番じゅんばんを待まっている
名なも無なき友ともよ あの日ひの空そらを 君きみも見みたのか
アスファルトasufaruto 焦koがすgasu太陽taiyou
背中senakaにni熱netsuがga 張haりri付tsuいてくるitekuru
鉄塔tettouがga 貫tsuranuいたita空soraにni
こぼれkobore落oちるchiru汗ase 真昼mahiruのno月tsuki
顔kaoをwo上aげるgeru 風kazeはha呼吸kokyuuをやめたwoyameta
今imaはha誰dareもmo 影kageをwo知shiらないranai
掌tenohiraをすりwosuri抜nuけたketa 幾千ikusenのno夢yumeやya願negaいがiga
灰haiとなってtonatte降fuりri注sosoぐgu時toki このkono空soraはha燃moえe上aがるだろうgarudarou
あれはそうarehasou 八月hachigatsu七日nanokaのno夕立yuudachiのno後atoにni
名naもmo無naきki友tomoのno 絶望zetsubouにni染soまったmatta 空soraをwo見miていたteita
逃niげge水mizuがga光hikaるru坂道sakamichi
喉nodoがga渇kawaいてiteヒリhiriついてくるtsuitekuru
天井tenjouがga 落oちてchite来kuるru様youなna
突然totsuzenのno目眩memai 真夏manatsuのno夢yume
宛zutsuどなくdonaku 彷徨samayoうu心kokoroのno中nakaにni
今imaはha誰dareもmo 眠nemuってはいないttehainai
掌tenohiraをすりwosuri抜nuけたketa 幾千ikusenのno夢yumeをwo拾hiroうならunara
感傷kansyouなんてnante捨suてちまうがいいtechimaugaii ここからはkokokaraha戻modoれないだろうrenaidarou
あれはそうarehasou 八月hachigatsu七日nanokaのno夕立yuudaちのchino後atoにni
燃moえe落oちるchiru様youなna 真maっxtu赤kaなna太陽taiyouがga 僕bokuをwo見miていたteita
誰dareもそうmosou 片道katamichi切符kippuでde順番junbanをwo待maっているtteiru
名naもmo無naきki友tomoよyo あのano日hiのno空soraをwo 君kimiもmo見miたのかtanoka