朝方あさがた ドアのポストが揺ゆれる
読よみ飽あきた雑紙ざつがみも
積つみ上あげ過すぎたような日々ひびで
去年きょねんの上着うわぎを一ひとつ下おろす
少すこし大おおきいかな 遅おくれて
電車でんしゃに飛とび乗のった寝ねぼけ眼まなこに
刺ささる冬ふゆの陽ひと 思おもい出だすこと
帰かえっても何なにもないことは
知しってたのに
乾かわいたアスファルトの上うえ
変かわらない青あお
名前なまえもない角かどで待まっていた
心こころから甘あまえられないで 古ふるくなっていった
あの日ひの空模様そらもようを眺ながめてた
歩幅ほはばを気きにし続つづけるような
程々ほどほどで何なにもない
枯葉かれはを踏ふみしだく日々ひびの中なかで
虚むなしく波なみを打うつ
人混ひとごみに立たち
手てを振ふって 見みつめ合あう時ときが
また来きたとして
きらめく時間じかん達たちは写真しゃしんもないさ
思おもい出だすのはすべて切せつないな
巡めぐり巡めぐる季節きせつは僕ぼくをずっと
見守みまもっている
歩あるき出だす背中せなかを撫なでていた
刺ささる冬ふゆの陽ひと 思おもい出だすこと
帰かえっても何なにもないことは
知しってたのに
乾かわいたアスファルトの上うえ
終おわらない青あお
名前なまえもない角かどで待まっている
心こころから甘あまえられないで 古ふるくなっていった
あの日ひの空模様そらもようを眺ながめてた
朝方asagata ドアdoaのnoポストposutoがga揺yuれるreru
読yoみmi飽aきたkita雑紙zatsugamiもmo
積tsuみmi上aげge過suぎたようなgitayouna日々hibiでde
去年kyonenのno上着uwagiをwo一hitoつtsu下oろすrosu
少sukoしshi大ooきいかなkiikana 遅okuれてrete
電車densyaにni飛toびbi乗noったtta寝neぼけboke眼manakoにni
刺saさるsaru冬fuyuのno陽hiとto 思omoいi出daすことsukoto
帰kaeってもttemo何naniもないことはmonaikotoha
知shiってたのにttetanoni
乾kawaいたitaアスファルトasufarutoのno上ue
変kaわらないwaranai青ao
名前namaeもないmonai角kadoでde待maっていたtteita
心kokoroからkara甘amaえられないでerarenaide 古furuくなっていったkunatteitta
あのano日hiのno空模様soramoyouをwo眺nagaめてたmeteta
歩幅hohabaをwo気kiにしnishi続tsuduけるようなkeruyouna
程々hodohodoでde何naniもないmonai
枯葉karehaをwo踏fuみしだくmishidaku日々hibiのno中nakaでde
虚munaしくshiku波namiをwo打uつtsu
人混hitogoみにmini立taちchi
手teをwo振fuってtte 見miつめtsume合aうu時tokiがga
またmata来kiたとしてtatoshite
きらめくkirameku時間jikan達tachiはha写真syashinもないさmonaisa
思omoいi出daすのはすべてsunohasubete切setsuないなnaina
巡meguりri巡meguるru季節kisetsuはha僕bokuをずっとwozutto
見守mimamoっているtteiru
歩aruきki出daすsu背中senakaをwo撫naでていたdeteita
刺saさるsaru冬fuyuのno陽hiとto 思omoいi出daすことsukoto
帰kaeってもttemo何naniもないことはmonaikotoha
知shiってたのにttetanoni
乾kawaいたitaアスファルトasufarutoのno上ue
終oわらないwaranai青ao
名前namaeもないmonai角kadoでde待maっているtteiru
心kokoroからkara甘amaえられないでerarenaide 古furuくなっていったkunatteitta
あのano日hiのno空模様soramoyouをwo眺nagaめてたmeteta