花はなが雪ゆきのように降ふる頃ころ
戻もどることはまだ叶かなわなかった
祈いのりが風かぜに乗のって届とどいたら
静しずかにまぶしさを思おもい出だして いつか
夢ゆめを語かたり合あおう
ここで
羊歯しだの群むれが囁ささやくように
眠ねむる夜よるはいつもと変かわらない
時間じかんだけが ただ過すぎてゆくのならば
だれかにこの悲かなしみを伝つたえて すぐに
屋根やねを照てらしている
月つきよ
夜よるの流ながれが歌うたを運はこび
夜よるの森もりは花はなに沈しずんだ
花hanaがga雪yukiのようにnoyouni降fuるru頃koro
戻modoることはまだrukotohamada叶kanaわなかったwanakatta
祈inoりがriga風kazeにni乗noってtte届todoいたらitara
静shizuかにまぶしさをkanimabushisawo思omoいi出daしてshite いつかitsuka
夢yumeをwo語kataりri合aおうou
ここでkokode
羊歯shidaのno群muれがrega囁sasayaくようにkuyouni
眠nemuるru夜yoruはいつもとhaitsumoto変kaわらないwaranai
時間jikanだけがdakega ただtada過suぎてゆくのならばgiteyukunonaraba
だれかにこのdarekanikono悲kanaしみをshimiwo伝tsutaえてete すぐにsuguni
屋根yaneをwo照teらしているrashiteiru
月tsukiよyo
夜yoruのno流nagaれがrega歌utaをwo運hakoびbi
夜yoruのno森moriはha花hanaにni沈shizuんだnda