ゆるやかな斜面しゃめんを行いく
並ならんだ3つの後うしろ姿すがたを
暮くれてゆく最後さいごの日射ひざしが
こがねいろに描えがき出だしている
風かぜさえも
声こえをひそめ 音おとはなく 時ときはなくなり
完璧かんぺきな愛あいの姿すがたを わたしはただ
茫然ぼうぜんと見みていた
澱おりのように
居座いすわった かなしみは ちからを失うしない
完璧かんぺきな愛あいの姿すがた 愛あいだけしかない景色けしき
これ以上いじょういったい 何なにを
わたしは望のぞむというのだろうか
ゆるやかなyuruyakana斜面syamenをwo行iくku
並naraんだnda3つのtsuno後ushiろro姿sugataをwo
暮kuれてゆくreteyuku最後saigoのno日射hizaしがshiga
こがねいろにkoganeironi描egaきki出daしているshiteiru
風kazeさえもsaemo
声koeをひそめwohisome 音otoはなくhanaku 時tokiはなくなりhanakunari
完璧kanpekiなna愛aiのno姿sugataをwo わたしはただwatashihatada
茫然bouzenとto見miていたteita
澱oriのようにnoyouni
居座isuwaったtta かなしみはkanashimiha ちからをchikarawo失ushinaいi
完璧kanpekiなna愛aiのno姿sugata 愛aiだけしかないdakeshikanai景色keshiki
これkore以上ijouいったいittai 何naniをwo
わたしはwatashiha望nozoむというのだろうかmutoiunodarouka