unwanted flower 歌詞 宮崎カナエ ふりがな付

遠とおい昔むかしに埋うめたはずの不安ふあんという名なの種たねが
いつのまにか深ふかく根ねを張はって情なさけなく伸のびた
手てのひらサイズのスコップでもっと深ふかく掘ほって
隠かくそうとした
でも根ねは太ふとくて折おれそうにない 恵めぐみの雨あめもなく枯かれた花はな咲さかす
太陽たいようにこの目めが眩くらんで倒たおれそう
こんなに眩まぶしい光ひかりさえ僕ぼくに根付ねづいた闇やみは照てらせないの
雨あめはいつも僕ぼくの上うえで 傘かさを破やぶって笑わらってる
祈いのりを乞こう手ての中なか隠かくした くたびれた期待きたいも流ながれて行いくよ
失意しついの海うみの中なか 咲さかした花はなは未来みらい?
歩あるいてゆくたび拾ひろい集あつめた自信じしんという名なの種たねが
いつの間まにか穴あなの開あいたポケットから溢こぼれ落おちていたのさ
泥どろだらけの道みち 足あしがとられて動うごけないよ
こんなに汚きたない水浴みずあびて育そだつ花はなは綺麗きれいなのでしょうか
雨あめは上あがり虹にじかかる頃ころ この痛いたみも武器ぶきとなり
泥どろだらけの僕ぼくの声こえは 僕ぼくを守まもる盾たてになる?
神様かみさまなんていないんだって 泣ないてるその手てが祈いのってる
何年なんねん経たっても報むくわれないまま 望のぞみもしない芽めがまた育そだった
花はなはやがて空そらへ向むかう 歪いびつにもがきながら
氷こおりのように冷つめたくって 砂漠さばくのように乾かわいても
雨あめはいつも僕ぼくの上うえで 傘かさを破やぶって笑わらってる
祈いのりを乞こう手ての中なか隠かくした くたびれた期待きたいも流ながれて行いくよ
失意しついの海うみの中なか 咲さかした花はなは未来みらい?