コンプレクサー狂想組曲 歌詞 THE 夏の魔物 ふりがな付

ああ 世界中せかいじゅう誰だれも 同おなじ涙なみだ流ながす
「それは自分じぶんなんてダメだな」そう嘆なげく涙なみだ
だけど
「きっと」
『意外いがいに』

まるで音おとかぶりひどいフェスさ
(責任者せきにんしゃは自分自身じぶんじしんさ)
シャウトからまりノイズのエヴリデイ
(頭あたまの中なかを整理せいりしろ)
「あなたは何なにが欲ほしいの?」
そ、そ、そ、そ、そりゃもう君きみだぜ
『ファイナルセッションで会あえたらいいね』

探さがし回まわっても イェー イェー イェー!
人ひとにはばまれ ウォー ウォー ウォー!
進すすめやしねえ イェー イェー イェー!
足あしをふまれて ウォー ウォー ウォー!
やばいモッシュだ デスメタが出でてきた

ウォールオブデス 恋こいのウエイブ
サークルピットに 君きみいない
ウォールオブデス ロンリーハート
サークルピットで 一人ひとりぼっち
「どんなに人ひとといたところで 孤独こどくは消きえたりはしない
自分じぶんってな なんでこんなん なんだろう?」

コンプレクサー イェー
コンプレクサー イェー ああ
OH!愛あいする人ひと どこにいる
人ひとの海うみ 泳およぎ切きれ ああ
アップ アップ アップ アップ ノーブレス
足元あしもとサメ!
ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!
ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!

あたしってば決きめてたんだ
バクダンだって持もってきたんだ
はしゃいでるアイツら全員ぜんいん
あー ろくでもない ぶっこわせ oi oi oi!
赤あかと青あおの導線どうせん 二本にほん
ダイナマイトを胸むねに秘ひめて
それでボインって ちょこっと哀かなしい
ステージじゃパンクが
「ゲー、ゲッツザグローリー」 oi
oi oi oi x4

…あたしやっぱダメなんだよな 道連みちづれなんて、
さみしくて 死しにそうなんだ 何なにかしよう
たくさんの音楽おんがくを聴きいた ちっぽけなプライド
たくさんの本ほんも読よんだし 十分じゅうぶんそれで
「だけど」どこにいるのだろう今いま
「だけど」支ささえ合あえる人ひとよ
「誰だれか」いつも探さがしているんだ
「ここよ」パンクバンドのステージが終おわった

ヘイ 会あうべき人ひとすれちがい気付きづかぬようなダメな時ときには
そう 自分自身じぶんじしんのコンプレックスそれがアンテナ 自分じぶん信しんじろ
さみしい 空そら 見上みあげろよ 誰だれかが世界せかいをみおろしている
お前まえの孤独こどくは 気きづく 愛あいする人ひと 高たかい塔とうの上じょう
彼女かのじょは飛とび降おりる気きでいるのか…

来こないで いや いや 誰だれよ
いや いや 来こないで

かまわないで 誰だれよ 来こないでよ
あたし もう ダメよ
失うしなって 初はじめて 存在そんざい みんな 気きづけ
でも
『指ゆびが触ふれたら 何なんだこれ 熱あつく 感かんじる』
『抱だき合あったなら ウソもう さびしくない でもヤバ 落おちた』

落おちていくのよ ふたり
さかさまの青空あおぞら
ふたり おそろい ラバーソウル
赤あかと青あおの
も、さよならってさ 思おもったら 世界せかいは優やさしい
ね、一緒いっしょに落おちていく君きみと
地上ちじょうを見みてみた
あたしたち
助たすかるわ

地上ちじょうではファイナルセッション
大おおきな網あみを持もった
パンクや特撮とくさつ、プロレスや、
映画えいが、ロックフェス、 そんな連中れんちゅう

「危あぶないよ そこからどいて
あたしら これで最後さいご
このまんま ペシャンコになって
コンプレックスごとおしまい」

君きみのコンプレックスは 僕ぼくら同おなじもの
むしろ 笑わらってしまえ
誰だれのコンプレックスも
むしろネタにすりゃ
みんな笑わらって 笑わらって 踊おどって
ファイナルセッション

「僕ぼくはダメだ」「あたしダメだ」
そう思おもったら それはチャンスさ
ああ もう どうなるんだろう
「先さきが見みえない」そう思おもったら それがチャンス
今いまさ 『愛あいが待まっている!』