祇園町 歌詞 BAND-MAIKO ふりがな付

おこしやす おおきに
よろしゅうおたのもうします
赤あかくやんわり灯ともる
祇園町ぎおんちょう

花はなかんざしの彩いろどりは
移うつり変かわり
京きょうはおぼろ夜よ
桜さくらはまだかいな
とぃなぁ

いっといでやす
まっすぐ前まえみんのどっせ
おいど すっと引ひき上あげ
切きり開ひらかな あかしまへん
あてさんの人生じんせいでっしゃろ

結ゆい上あげた日本髪にほんがみ
うなじの二本足にほんあし
白しろに映はえる紅べに
ええもんえ

魂たましいこめた だらり帯おび
しめてもろて
おこぼを鳴ならして歩あるくんは
うちの心こころ カランコロン

いっといでやす
まっすぐ前まえみんのどっせ
おいど すっと引ひき上あげ
切きり開ひらかな あかしまへん
あてさんの人生じんせいでっしゃろ

好すきにしたらええねんや
憧あこがれてた都とで
扇おうぎを 染そめて
夢ゆめのよう はんなり舞まうのえ

気きげんよぉ おあそびしてくれやす
今宵こよいは何なにして遊あそびましょ
粋いきも無粋ぶすいも知しってこそ
お座敷ざしき遊あそびの心得こころえ
千社札せんじゃふだでご挨拶あいさつ
おもてなしに華はなを添そえて
お酌しゃくおかわりどうでっしゃろか?
またのおこしを
おはようおかえりやす

まっすぐ前まえみんのどっせ
おいど すっと引ひき上あげ
切きり開ひらかな あかしまへん
あてさんの人生じんせいなんでっしゃろ

好すきにしたらええねんや
憧あこがれてた都みやこで
扇おうぎを 染そめて
夢ゆめのよう はんなり舞まうのえ

きょうび懐なつかしい故郷こきょうで
かにかくに祇園ぎおんに恋こいし
1人ひとり心こころ決きめて来きたんどす
歴史れきしを誇ほこる古都ことへと

われしのぶに誇ほこりを持もって
いつかの襟えり変がえを胸むねに
ここからまた 始はじまりなんどす
よろしゅうおたのもうします
おたのもうします