ファーストプロット 歌詞 夏川椎菜 ふりがな付

いっぱいつまづいて歌うたになった
デコボコな僕ぼくのストーリー
聞きいた君きみがどうか笑わらってますように

何度なんども通かよう道みちを
ワケもなく遠回とおまわり
見上みあげた暗くらい空そらに
なじんでく吐息といき

イヤフォンごしの歌詞かしは
まだ少すこし遠とおくって
胸むねの奥おくの小ちいさな
キズに届とどかない

もう帰かえろうかな
マフラーキツく結むすんだ
声こえが震ふるえるのは
風かぜのせいにした

いっぱい傷付きずついて声こえになった
涙なみだが出でないならきっと
そんなもんだろって言いいきかせた
あてもなく寄より道みち

やっと胸むね張はって伝つたえるんだ
これが僕ぼくのヒストリー
目めを見みて話はなすように歌うたってみるから

ブランコ揺ゆらしながら
「あそこなら あったかいな」
ちゃんとわかってたけど
強つよがり続つづけた

まぶしすぎるメッセージ
口笛くちぶえで吹ふきとばして
僕ぼくならこのメロディで
なにを話はなすかな

散ちらかってた言葉ことばに
音おとをみつけて
声こえで飾かざって飛とばそう
いっせーのせで空そらに

いっぱいつまづいて歌うたになった
まっすぐ進すすんでるようで
本当ほんとうはいつだって不安ふあんなんだ
気付きづかず回まわり道みち

ずっと怖こわがって隠かくしてた
大丈夫だいじょうぶだって ひとり
まぶたの裏側うらがわに居場所いばしょ見みつけて

隠かくれたままのきっとキレイな星ほしも
歩幅ほはばに合あわせたリズム
ひとつひとつかぞえ
走はしれば 見みえてくるかな

やっと 胸むね張はって伝つたえるんだ
これが僕ぼくのヒストリー
ほんとはいつだって泣なけちゃうんだ
まだ強つよくないんだ

いっぱいつまづいて歌うたになった
デコボコな僕ぼくのストーリー
聞きいた君きみがどうか笑わらってますように

君きみの歌うたもいつか歌うたえますように