散歩歌 歌詞 林青空 ふりがな付

花はなが咲さいてたら一緒いっしょに立たち止どまって見みよう
そのまま顔かおをあげてあなたは君きみみたいな空そらだねって笑わらう

雨あめが降ふったらどちらかが傘かさをさせばいい
水みずたまり飛とび越こえきれなくて泥どろが跳はねても笑わらってね

ただ隣となりでこうして並ならんでいよう
歩あるいて行いこう
電柱でんちゅう 二手ふたてに分わかれてもすぐに一ひとつになろう
離はなれないでいよう
手てを繋つないで

のら猫ねこに出会であったら「猫ねこちゃんおいで」って静しずかに呼よぼう
おしゃれなカフェに出会であったらメモは忘わすれずにまた来こようね

明あかりがなくてどうしようもなくて暗くらい時ときは照てらして
道みちが見みえない時ときは手てを引ひいて導みちびいて
間違まちがえそうな時ときやよそ見み危あぶない時ときはちゃんと叱しかってね

ただ隣となりでこうして並ならんでいよう
歩あるいて行いこう
歩道橋ほどうきょう 喉のどが渇かわいたらすぐにキスをしよう
離はなれないでいよう

落おとし物ものに気きづいたら来きた道みちを一緒いっしょに辿たどろう
家具かぐ屋やさんを見みつけたら未来みらいを一緒いっしょに想像そうぞうしよう
忘わすれそうになったらちゃんと確たしかめ合あおう
出会であった日ひを思おもい出だそう

悲かなしくて眠ねむれない夜よるも
嬉うれしくて抱だき合あいたい朝あさも
全部ぜんぶ全部ぜんぶ置おき去ざりにしないように

ただ隣となりでこうして並ならんで歩あるいて行いこうって
笑わらって向むき合あい言いい合あえる日々ひびを
育そだてよう
ただ隣となりでこうして並ならんでいよう
歩あるいて行いこう
電柱でんちゅう 二手ふたてに分わかれてもすぐに一ひとつになろう
離はなれないでいよう
手てを繋つないで
歩あるいて行いこう