いちぬけた にーぬけた 夕方ゆうがた5時じのチャイムが鳴なる
残のこったのは僕ぼくら二人ふたりだった
うつむいてどうしたの? 地面じめんを染そめてく丸まるい跡あと
初はじめて君きみの泣なき顔がおを見みた
通学路つうがくろは違ちがったけれど いつからか待まち合あうように
登下校とうげこうも夢中むちゅうになって遊あそんだ
君きみがいたはずの街まちが いつもと変かわらないから
君きみがいる気きになってしまう おはようの交差点こうさてん
雨上あめあがり 水みずたまり 傘かさですくってはぶち撒まけて
せっかく晴はれたのにびしょ濡ぬれだ
うつむいてどうしたの? 肩かたを震ふるわせて笑わらい出だす
「最後さいごの最後さいごまでありがとな。」
お別わかれ会かいで渡わたした色紙しきし みんなは「さよなら」と
でも僕ぼくには書かけなかった「またね」
君きみがいたはずの街まちも 時ときが経たてば変かわってく
君きみと過すごした時間じかんなら 変かわることはないのにな
返かえし忘わすれた漫画まんがを 読よみ返かえす
覚おぼえていて 覚おぼえていてね
思おもい出だして ほら笑わらっていて
いちぬけた にーぬけた 夕方ゆうがた5時じのチャイムが鳴なる
残のこったのは一人ひとりだけ 地面じめんを染そめてく丸まるい跡あと
かくれんぼ 鬼おにごっこ 溢あふれ出だしたら止とまらないよ
知しらない街まち 知しらない日々ひび でも僕ぼくは君きみの友達ともだち
いちぬけたichinuketa にniーぬけたnuketa 夕方yuugata5時jiのnoチャイムchaimuがga鳴naるru
残nokoったのはttanoha僕bokuらra二人futariだったdatta
うつむいてどうしたのutsumuitedoushitano? 地面jimenをwo染soめてくmeteku丸maruいi跡ato
初hajiめてmete君kimiのno泣naきki顔gaoをwo見miたta
通学路tsuugakuroはha違chigaったけれどttakeredo いつからかitsukaraka待maちchi合aうようにuyouni
登下校tougekouもmo夢中muchuuになってninatte遊asoんだnda
君kimiがいたはずのgaitahazuno街machiがga いつもとitsumoto変kaわらないからwaranaikara
君kimiがいるgairu気kiになってしまうninatteshimau おはようのohayouno交差点kousaten
雨上ameaがりgari 水mizuたまりtamari 傘kasaですくってはぶちdesukuttehabuchi撒maけてkete
せっかくsekkaku晴haれたのにびしょretanonibisyo濡nuれだreda
うつむいてどうしたのutsumuitedoushitano? 肩kataをwo震furuわせてwasete笑waraいi出daすsu
「最後saigoのno最後saigoまでありがとなmadearigatona。」
おo別wakaれre会kaiでde渡wataしたshita色紙shikishi みんなはminnaha「さよならsayonara」とto
でもdemo僕bokuにはniha書kaけなかったkenakatta「またねmatane」
君kimiがいたはずのgaitahazuno街machiもmo 時tokiがga経taてばteba変kaわってくwatteku
君kimiとto過suごしたgoshita時間jikanならnara 変kaわることはないのになwarukotohanainonina
返kaeしshi忘wasuれたreta漫画mangaをwo 読yoみmi返kaeすsu
覚oboえていてeteite 覚oboえていてねeteitene
思omoいi出daしてshite ほらhora笑waraっていてtteite
いちぬけたichinuketa にniーぬけたnuketa 夕方yuugata5時jiのnoチャイムchaimuがga鳴naるru
残nokoったのはttanoha一人hitoriだけdake 地面jimenをwo染soめてくmeteku丸maruいi跡ato
かくれんぼkakurenbo 鬼oniごっこgokko 溢afuれre出daしたらshitara止toまらないよmaranaiyo
知shiらないranai街machi 知shiらないranai日々hibi でもdemo僕bokuはha君kimiのno友達tomodachi