甘い蜜 歌詞 Fleur Rose 愛華 ふりがな付

午後ごご十じゅう時じ 夜よるの風かぜが吹ふき抜ぬける
ネオンライトに照てらされる街並まちなみ
常識じょうしきに反はんする社会しゃかい 噛かみ合あわない歯車はぐるま
言葉ことばの裏うらを見透みすかしているのに僕ぼくは弱者じゃくしゃ

抱だき締しめたいのに抱だき締しめられない
醒さめる事ことの無ない夢ゆめの中なか 彷徨さまよっている
貴女あなたの優やさしさの奥底おくそこは 濁にごりきった泥沼どろぬま
分わかっているのに 抜ぬけ出だせないのは何故なぜ?

艶あでやかな貴女あなたの姿すがたが僕ぼくを惑まどせる
夜よるの街まちで羽はねを広ひろげる まるで蝶ちょうの様ように
こんなに愛あいしているのに 距離きょりは埋うまらないまま
欲望よくぼうに塗まみれる世界せかい 僕ぼくは捉とらわれているんだ
上辺うわべと下層かそうの迷路めいろ 夜明よあけを待まつトラウマ

僕ぼくは今宵こよいも夜よるの街まちへ駆かけて
貴女あなたへ導みちびかれるかの如ごとくに
本心ほんしんは苦にがくて甘あまい蜜みつを吸すって生せいする
僕ぼくに微笑ほほえむ貴女あなたは誰だれにでも微笑ほほえんでいる

触さわり合あいたくて触さわり合あえなくて
醒さめる事ことの無ない夢ゆめの中なか 佇たたずんでいる
貴女あなたの笑顔えがおの奥底おくそこには 哀かなしみが見みえている
分わかっているのに 助たすけられないのは何故なぜ?

抱だき締しめたいのに抱だき締しめられない
醒さめる事ことの無ない夢ゆめの中なか 彷徨さまよっている
貴女あなたの優やさしさの奥底おくそこは 濁にごりきった泥沼どろぬま
分わかっているのに 抜ぬけ出だせないのは何故なぜ?

艶あでやかな貴女あなたの姿すがたが僕ぼくを惑まどせる
夜よるの街まちで羽はねを広ひろげる まるで蝶ちょうの様ように
こんなに愛あいしているのに 距離きょりは埋うまらないまま
欲望よくぼうに塗まみれる世界せかい 僕ぼくは捉とらわれているんだ
上辺うわべと下層かそうの迷路めいろ 夜明よあけを待まつトラウマ