ひと夜泊よどまりの 情なさけでも
千日せんにちおんなは 忘わすれられぬ
こゝで待まつのが 運命さだめなら
旅たび行ゆく人ひとに 手てを振ふって
また来きてね また来きてね
祈いのる・・・・・・ 身内みうち船ぶね
どうせ涙なみだよ 落おちるなら
船ふねが潮路しおじに 消きえてから
二に度どと逢あえない わけじゃなし
こころにかたく いい聞きかせ
また来きてね また来きてね
送おくる・・・・・・ 身内みうち船ぶね
別わかれて遠とおく なるけれど
おもいは通かよう 波なみの果はて
うるむこの目めに 見みえるのは
優やさしいあなたの 顔かお一ひとつ
また来きてね また来きてね
祈いのる・・・・・・ 身内みうち船ぶね
ひとhito夜泊yodomaりのrino 情nasakeでもdemo
千日sennichiおんなはonnaha 忘wasureられぬrarenu
こkoゝでde待maつのがtsunoga 運命sadameならnara
旅tabi行yuくku人hitoにni 手teをwo振fuってtte
またmata来kiてねtene またmata来kiてねtene
祈inoるru・・・・・・ 身内miuchi船bune
どうせdouse涙namidaよyo 落oちるならchirunara
船funeがga潮路shiojiにni 消kiえてからetekara
二ni度doとto逢aえないenai わけじゃなしwakejanashi
こころにかたくkokoronikataku いいii聞kiかせkase
またmata来kiてねtene またmata来kiてねtene
送okuるru・・・・・・ 身内miuchi船bune
別wakaれてrete遠tooくku なるけれどnarukeredo
おもいはomoiha通kayoうu 波namiのno果haてte
うるむこのurumukono目meにni 見miえるのはerunoha
優yasaしいあなたのshiianatano 顔kao一hitoつtsu
またmata来kiてねtene またmata来kiてねtene
祈inoるru・・・・・・ 身内miuchi船bune