月は今でも明るいが 歌詞 路地 ふりがな付

夏なつの終おわり 淡あわく揺ゆらめいて
騒さわぎ止やまぬ 不安ふあんはセラピー
触ふれて 濡ぬれて 体温たいおんきらめいて
なぞるパルス このままでいられたら

こぼれない微熱びねつを求もとめたはずなのに
遠浅とおあさの水面みなもに身みを浸ひたすジェリーフィッシュ

未遂みすい 巡めぐりだして
くるり 空腹くうふくが袖そでを引ひく 溺おぼれたら

夏なつの終おわり 慌あわてふためいて
夢見ゆめみ人びとも寂さびしいストレンジャー
交かわすリズム されど通かよわない
なぞるパルス 冷つめたい熱帯夜ねったいやが訪おとずれて

駆かけ足あしなくらいがちょうどいい今いまなら
うまいこと言いおうとしなくていいからさ

甘あまいため息いき こぼれるように
甘あまいため息いき 踊おどるように

夏なつの終おわり 淡あわく揺ゆらめいて
騒さわぎ止やまぬ 不安ふあんはセラピー
老おいて恥はじらって 乾かわききる前まえに
たえない果実かじつ くだらないほど
みっともないくらい求もとめて