生活せいかつのすきまに
流ながれ着つく終おわりへの扉とびら
姿すがたなくしたら
浮うかんだ宇宙うちゅうのかけらたち
蛇口じゃぐちをひねって止とめた
水道すいどうからこぼれた
水みずの雫しずく シンクの皿さらの上うえに落おちた
響ひびく波紋はもんの輪わが居間いまに広ひろがり満みたしていく
やがて家いえや街まちや空そらに染しみて広ひろがっていく
ここからどこまで失なくしてく
輪廻りんねのまわり飲のみ込こまれてく 渦うずの中なかの静脈じょうみゃく
空そらから吊つり下さげられている天蓋てんがいくぐり
糸いとが巡めぐるここは刺繍ししゅうの裏側うらがわ
生活seikatsuのすきまにnosukimani
流nagaれre着tsuくku終oわりへのwariheno扉tobira
姿sugataなくしたらnakushitara
浮uかんだkanda宇宙uchuuのかけらたちnokakeratachi
蛇口jaguchiをひねってwohinette止toめたmeta
水道suidouからこぼれたkarakoboreta
水mizuのno雫shizuku シンクshinkuのno皿saraのno上ueにni落oちたchita
響hibiくku波紋hamonのno輪waがga居間imaにni広hiroがりgari満miたしていくtashiteiku
やがてyagate家ieやya街machiやya空soraにni染shiみてmite広hiroがっていくgatteiku
ここからどこまでkokokaradokomade失naくしてくkushiteku
輪廻rinneのまわりnomawari飲noみmi込koまれてくmareteku 渦uzuのno中nakaのno静脈joumyaku
空soraからkara吊tsuりri下saげられているgerareteiru天蓋tengaiくぐりkuguri
糸itoがga巡meguるここはrukokoha刺繍shisyuuのno裏側uragawa