足音 歌詞 藤田麻衣子 ふりがな付

ドアが開あく前まえにもう
足音あしおとで気きづいてた
大好だいすきな人ひとがやっと
帰かえってきて嬉うれしくて

小ちいさい頃ころのことを
ふと思おもい出だしたりして
待まちわびる誰だれかがいる
それって幸しあわせなんだ

今頃いまごろ 君きみは何なにしてるかな
笑わらってる顔かお 疲つかれた顔かお
次々つぎつぎ 浮うかんでくる

その足音あしおとでわかるくらいに
君きみのこと今日きょうも待まっている
幸しあわせな日ひも 散々さんざんな日ひも
何度なんども何度なんども 抱だきしめたい
限かぎりある時ときの中なかで今いま
すべてのことを
焼やきつけたいんだよ

流ながれてくるニュースに
また胸むねが痛いたんでる
普通ふつうでいられることが
どんなに尊とうといか知しる

電車でんしゃの窓まどに
見慣みなれた景色けしき
足早あしばやに改札かいさつを出でると
きれいな夕焼ゆうやけ空そら

この足音あしおとでわかるくらいに
私わたしのこと待まってくれている
君きみがいるから 声こえがするから
いつも何度なんども がんばれた
今日きょうも君きみが笑わらっていれば
それで全部ぜんぶ
もういいと思おもえるんだよ

いつでもそばにいると時々ときどき
見みえなくなるけど
そっぽ向むいたり 仲直なかなおりして
日々ひびは続つづく

あとどれくらい その足音あしおとを
当あたり前まえにいつも待まてるかな
幸しあわせな日ひも 散々さんざんな日ひも
何度なんども何度なんども 抱だきしめたい
限かぎりある時ときの中なかで今いま
すべてのことを
焼やきつけたいんだよ