青春透過 歌詞 Bocchi ふりがな付

鬱うつ伏ぶせた日々ひびに殴なぐり掛かかったチャイム
戻もどらないヒビは机つくえに張はり付ついたまま

僕ぼくの人生じんせい気きの毒どくは続つづく
窓まどを見みれば僕ぼくが僕ぼくを覗のぞく
青あおく染そまるはずだった春はるは
藍色あいいろにもなれないんだろうか

隣となりにいる退屈たいくつも今いまならきっと君きみと
猛もうスピードで吹ふっ飛とんでしまいそう
速はやまった心臓しんぞうが絡からまった心情しんじょうを
追おい越こすように今いま走はしった

僕ぼくの人生じんせい全部ぜんぶ賭かけた青春せいしゅん全部ぜんぶ
君きみに歌うたうよ、この声こえよ、君きみに届とどいてよ
明日あしたひとりぼっちからの卒業式そつぎょうしき
君きみは笑わらうよ、この声こえが声こえになれるなら

稲妻いなずまが走はしったみたいな感覚かんかくだ
戻もどらないヒビも今いまなら直なおせるのかな

不意ふいに君きみが笑わらう一いち秒びょうで
心こころに春風はるかぜが吹ふいたんだ
青あおに染そまりかけた日常にちじょうよ
二に度どと手放てばなさないで

揺ゆれるスカート、溢あふれた笑顔えがお、風かぜに靡なびくロングヘアーの
三拍子さんびょうしで恋こいに落おちてしまいそう
錆さび付ついた教室きょうしつと無色むしょく透明とうめいだった現実げんじつを
染そめ上あげてしまえよ 僕ぼくら

大人おとなになんてならなくていい
友達ともだちなんて一人ひとりいればいい
そのひとりに僕ぼくもなれるかな
君きみのひとりになれるかな

僕ぼくの人生じんせい全部ぜんぶ賭かけた青春せいしゅん全部ぜんぶ
君きみに歌うたうよ、この声こえよ、君きみに届とどいてよ
今日きょうがひとりぼっちからの卒業式そつぎょうしき
僕ぼくは歌うたうよ、この声こえが届とどくまで

永遠えいえんを誓ちかおう 「明日あした」を一緒いっしょにしよう
僕ぼくの人生じんせい全部ぜんぶ賭かけた独ひとり言ごとだとしても
未来みらいはどうしても 君きみ以外いがいに見当みあたらないよ