忘愛 歌詞 Bocchi ふりがな付

忘わすれてしまったの あなたの愛あいし方かたを
言葉ことばにしてた事ことも愛いとおしかった声こえも
何処どこかに無なくしてしまったの
あなたの扱あつかい方かたを
いつかのさよならはこの日ひを待まってたんだ

おやすみが消きえた午前ごぜん三さん時じ半はん
あの頃ころの記憶きおくに目めを合あわせた
思おもい出だしたら喰くらっていた何なにかが
薄うすれているのに寂さびしさを覚おぼえるのは
気きのせいか、気きのせいだろうか
なんてさ本当ほんとうは分わかってた
迸ほとばしるほどの感傷かんしょうは
涙なみだを吸すって薄うすれてしまったって
ならばもう希釈きしゃくする事ことなく
僕ぼくは今いますぐあなたをほら。

忘わすれたかったの あなたと同おなじ記憶きおくを
持もってるだけの一ひとつ
これからを邪魔じゃましそうな
言葉ことばは要いらなかったよ
僕ぼくは信しんじてなかったよ
二人ふたりの将来しょうらい図ずが同おなじである事ことは

崩くずれていく僕ぼくの基準きじゅん全すべてが
何なにかの解決策かいけつさくが僕ぼくは分わかんなくてさ

また今日きょうも消きえていく
おやすみに ほら拗すねてる
落おとしていく 途切とぎれていく 朝あさになっていく
あなたの声こえを拾ひろい直なおせたら
何なにか変かわるかな、変かわらないから
咲さいてた花はなも散ちり散ぢりになって腐くさって
終おわりだね だけどね もうそれでいいから
どうか僕ぼくの心こころ全すべてを壊こわして

信しんじたかったよ あなたが側そばにいる事こと
だけど耐たえられなかった、我慢がまんは限界げんかいだった
別べつに嫌きらいじゃなかったの
僕ぼくは嫌きらいじゃなかったの
いつかのさよならが僕ぼくらを待まってただけ

忘わすれてしまったの あなたの愛あいし方かたを
言葉ことばにしてた事ことも愛いとおしかった声こえも
何処どこかに無なくしてしまったの
あなたの扱あつかい方かたを
いつかの愛あいしてるはちゃんと届とどいてたかな