イタイ 歌詞 三月のパンタシア ふりがな付

イタイイタイ 心こころは本当ほんとうの声こえを求もとめて
ああ こんなに聞ききたがってる

何なにも知しらなかった私わたしが夢ゆめに見みてた傷きずつかない世界せかい
君きみのことを少すこしだけ知しれた気きがした日ひから帰かえり道みちは色いろを覚おぼえた

鳴なりやまない鼓動こどうの音おと バレちゃうほどに大おおきいよ
震ふるえる怖こわがりな手てで握にぎり返かえすの

だけどイタイイタイ 心こころが「はじめて」に戸惑とまどってるよ
隠かくしてた傷きずを見みせ合あうのは 苦くるしくて愛いとしい
イタイイタイ 此処ここにいたい
弱よわくても卑いやしくても空からっぽだっていいから
そばにいてほしいよ

何なにも変かわれない私わたしが手てを繋つないでた小ちいさな世界せかい
いつかの話はなし 少すこしだけ ベテルギウスの光ひかりは
二人ふたりだけに降ふり注そそいでいたのかな

恨うらまれないように 嫌きらわれないように 生いきていくのは寂さびしくない
けど
ふいに傷きずつけ合あう 許ゆるし合あう 触ふれ合あうたびに
涙なみだが溢あふれてくるの どうして

踏ふみ切きれないままの距離きょり
照てれちゃうほど歯はがゆくて
退屈たいくつそうな手てと手ては じれったかったね

形かたちのないイタイ またイタイ
どうしようもなくイタイ それでもいい 知しりたい 触ふれたい

だからイタイイタイ 心こころが「はじめて」を受うけ入いれてる
隠かくしてた過去かこを晒さらすのは ぐちゃぐちゃで愛いとしい
イタイイタイ 此処ここにいたい
怖こわくても傷きずついてもボロボロでいいからそばにいたいよ
今いま少すこしずつ明あけていく空そらを待まとう
理由りゆうなんていいからそばにいてほしいよ