馬車ばしゃが行ゆく行ゆく 夕風ゆうかぜに
青あおい柳やなぎに ささやいて
いとしこの身みは どこまでも
きめた心こころは かわりゃせぬ
暗くらいランプの 灯あかりのかげで
たより書かくのも なつかしや
いとし返事へんじは なんと来くる
母ははも行いくよと くるかしら
ロバの鳴なくのに 起おこされて
窓まどを開あければ 朝あさの星ほし
いとしあの星ほし あの瞳ひとみ
今日きょうの占うらない 何なんと出でる
夢ゆめで見みた見みた いつかの夜よる
夢ゆめで話はなした その人ひとは
骨ほねも命いのちも この土地とちに
みんな埋うめよと 笑わらい顔がお
馬車basyaがga行yuくku行yuくku 夕風yuukazeにni
青aoいi柳yanagiにni ささやいてsasayaite
いとしこのitoshikono身miはha どこまでもdokomademo
きめたkimeta心kokoroはha かわりゃせぬkawaryasenu
暗kuraいiランプranpuのno 灯akariのかげでnokagede
たよりtayori書kaくのもkunomo なつかしやnatsukashiya
いとしitoshi返事henjiはha なんとnanto来kuるru
母hahaもmo行iくよとkuyoto くるかしらkurukashira
ロバrobaのno鳴naくのにkunoni 起oこされてkosarete
窓madoをwo開aければkereba 朝asaのno星hoshi
いとしあのitoshiano星hoshi あのano瞳hitomi
今日kyouのno占uranaいi 何nanとto出deるru
夢yumeでde見miたta見miたta いつかのitsukano夜yoru
夢yumeでde話hanaしたshita そのsono人hitoはha
骨honeもmo命inochiもmo このkono土地tochiにni
みんなminna埋uめよとmeyoto 笑waraいi顔gao