霧雨のけむる道 歌詞
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何処どこまでも 何処どこまでも
明日あしたはいずこの 空そらの下した
別わかれ別わかれの 運命さだめなら
あゝああ せめて せめて
この一刻ひとときを
街まちの灯あかりも にじむ道みち
泣なきながら 泣なきながら
そっとからんだ 指先ゆびさきも
離はなす嘆なげきを 知しるゆえに
あゝああ せめて せめて
あの夢ゆめだけを
あゝああ せめて せめて
その果はてまでを
馬骨
2023/01/09 19:46
1962年7(昭和37年)矢野亮作詞、林伊佐緒作曲の歌である・・元の物語は知らないのであるが、「霧雨のけむる道」がこの歌の全てを支配している・・別れ別れの運命・・あゝせめてこの一刻・・そっと絡んだ指先も、離す嘆きを知る故に・・あゝせめてせめてあの夢だけは・・愛する者が覚悟しなければならない愛の行方のその先の展開であるが、無論幸せが何よりであるが、この歌の題名は霧雨にけむる道である・・晴れやかな道でないことは明らかである・・