男は浪漫 歌詞 鳥羽一郎 ふりがな付

男おとこが唄うたう 男おとこの詩うたが
今日きょうも巷ちまたに 明あかりを灯ともす
泣なくな泣なくなと 夜風よかぜの奴やつが
男おとこの肩かたを 叩たたいて通とおる
男おとこは浪漫ろまん 男おとこは勝負しょうぶ
誠まことひと文字もじ こころに抱だいて
阿修羅あしゅらのように 天使てんしのように
男おとこは生いきろ

誰だれかに押おされ 誰だれかがそっと
にぎりこぶしで 涙なみだを拭しきぐう
いいさ黙だまって あの娘この胸むねで
優やさしい時ときを 過すごせばいいさ
男おとこは浪漫ろまん 男おとこは勝負しょうぶ
花はなの儚はかななさ いのちのつらさ
阿修羅あしゅらのように 天使てんしのように
男おとこは生いきろ

自分じぶんのことは 自分じぶんで仕切しきる
これが男おとこの けじめじゃないか
今日きょうと昨日きのうと 明日あしたが出合であう
改札口かいさつぐちは この世よの縮図しゅくず
男おとこは浪漫ろまん 男おとこは勝負しょうぶ
友ともの情なさけの 盃さかずきほして
阿修羅あしゅらのように 天使てんしのように
男おとこは生いきろ