喧嘩祭りの日に 歌詞 鳥羽一郎 ふりがな付

ふるさとに
喧嘩祭けんかまつりがあって その日ひに喧嘩けんかして
洒落しゃれにならない それっきり
寒かんの秋刀魚さんまを 荒あら酢すでしめた熟なれ鮨ずしが
昨夜ゆうべ届とどいて泣なかされた
お袋ふくろさんよ 勘弁かんべんな

ふるさとに
喧嘩祭けんかまつりがあって その日ひに喧嘩けんかして
ぷいと飛とび出だし それっきり
惚ほれた女おんなに あなたの故郷くにのい熊野くまの灘なだ
みせて欲ほしいと せがまれて
どうしたもんか 困こまったね

ふるさとに
喧嘩祭けんかまつりがあって その日ひに喧嘩けんかして
梨なしの礫つぶてだ それっきり
漁師りょうし継つぐ気きは さらさらないが雪ゆきの日ひに
沖おきへ船ふね出だす 親父おやじには
いっぱい注そそいで やりたいね