青空あおぞらにはばたいて どこへ行いく白鳥はくちょうよ
私わたしにもその翼つばさ 貸かしてくれないか
短みじかいけれど 幸福こうふくな
命いのちの恋こいは終おわったの
亜矢子あやこ 亜矢子あやこ 亜矢子あやこはひとりよ
たそがれの湖みずうみに 影かげが泣ないている
浮うき雲ぐものまたひとつ あの人ひとの顔かおになる
いとしさを哀かなしさを どこへ捨すてようか
せめても一度いちど 逢あえたなら
やさしい言葉ことば 聞ききたいの
亜矢子あやこ 亜矢子あやこ 亜矢子あやこはひとりよ
あの人ひとの思おもい出でが 今いまも生いきている
あの人ひとがもどるまで 湖みずうみのこのほとり
赤あかい血ちが燃もえるよな 花はなで咲さいている
わがままばかり お母かあさん
ごめんなさいね さようなら
亜矢子あやこ 亜矢子あやこ 亜矢子あやこはひとりよ
思おもい出でを抱だきしめて 波なみに消きえてゆく
青空aozoraにはばたいてnihabataite どこへdokohe行iくku白鳥hakuchouよyo
私watashiにもそのnimosono翼tsubasa 貸kaしてくれないかshitekurenaika
短mijikaいけれどikeredo 幸福koufukuなna
命inochiのno恋koiはha終owaったのttano
亜矢子ayako 亜矢子ayako 亜矢子ayakoはひとりよhahitoriyo
たそがれのtasogareno湖mizuumiにni 影kageがga泣naいているiteiru
浮uきki雲gumoのまたひとつnomatahitotsu あのano人hitoのno顔kaoになるninaru
いとしさをitoshisawo哀kanaしさをshisawo どこへdokohe捨suてようかteyouka
せめてもsemetemo一度ichido 逢aえたならetanara
やさしいyasashii言葉kotoba 聞kiきたいのkitaino
亜矢子ayako 亜矢子ayako 亜矢子ayakoはひとりよhahitoriyo
あのano人hitoのno思omoいi出deがga 今imaもmo生iきているkiteiru
あのano人hitoがもどるまでgamodorumade 湖mizuumiのこのほとりnokonohotori
赤akaいi血chiがga燃moえるよなeruyona 花hanaでde咲saいているiteiru
わがままばかりwagamamabakari おo母kaaさんsan
ごめんなさいねgomennasaine さようならsayounara
亜矢子ayako 亜矢子ayako 亜矢子ayakoはひとりよhahitoriyo
思omoいi出deをwo抱daきしめてkishimete 波namiにni消kiえてゆくeteyuku