花はなの霞かすみを 翼つばさにだいて
野のに舞まいおりた 不死鳥ふしちょうか
ここに夢ゆめあり 播州平野ばんしゅうへいや
はるかみはらす 白鷺しらさぎの城しろ
五畳城楼ごじょうじょうろう 挿晩霞ばんかをさしはさむ 瓦紋時見がもんときにみる 刻桐花とうかをきざむを
風かぜは巷ちまたの にごりをけして
いろはの門もんを 吹ふき上あげる
八重やえに七重ななえに めぐらす壁かべも
いかで隠かくさん 白鷺しらさぎの城しろ
水みずは青葉あおばの 茂しげみを流ながれ
あげ葉はの蝶ちょうの 影かげを負おう
ここに詩うたあり 盃さかずきあげて
なみだ浮うかばん 白鷺しらさぎの城しろ
花hanaのno霞kasumiをwo 翼tsubasaにだいてnidaite
野noにni舞maいおりたiorita 不死鳥fushichouかka
ここにkokoni夢yumeありari 播州平野bansyuuheiya
はるかみはらすharukamiharasu 白鷺shirasagiのno城shiro
五畳城楼gojoujourou 挿晩霞bankawosashihasamu 瓦紋時見gamontokinimiru 刻桐花toukawokizamuwo
風kazeはha巷chimataのno にごりをけしてnigoriwokeshite
いろはのirohano門monをwo 吹fuきki上aげるgeru
八重yaeにni七重nanaeにni めぐらすmegurasu壁kabeもmo
いかでikade隠kakuさんsan 白鷺shirasagiのno城shiro
水mizuはha青葉aobaのno 茂shigeみをmiwo流nagaれre
あげage葉haのno蝶chouのno 影kageをwo負oうu
ここにkokoni詩utaありari 盃sakazukiあげてagete
なみだnamida浮uかばんkaban 白鷺shirasagiのno城shiro