水色のワルツ 歌詞
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水色みずいろのハンカチを ひそめる習慣ならわしが
いつの間まにか 身みにしみたのよ
涙なみだのあとを そっと隠かくしたいのよ
月影つきかげの細道ほそみちを 歩あるきながら
水色みずいろのハンカチに 包つつんだ囁ささやきが
いつの間まにか 夜露よつゆにぬれて
心こころの窓まどをとじて 忍しのび泣なくのよ
心こころの窓まどをとじて 忍しのび泣なくのよ
馬骨
2022/12/16 03:29
1950年(昭和25年)藤浦洸作詞、高木東六作曲の歌である・・歌は二葉あき子が唄っている、昭和の名曲中の名曲であるが、当初高木東六は淡谷のり子と同じく歌謡曲などを作曲するのは音楽家でないという考えであったが、この歌が燎原の火のように国中に広まって行く現象を見て、後にもっと歌謡曲を作っていれば良かったと、語ったと言われている・・君に逢う嬉しさの胸に深く、水色のハンカチを潜める習慣が・・藤浦洸の作詩も絶妙である・・