I-T-A-Z-U-R-A 歌詞 スキマスイッチ ふりがな付

熟じゅくした果実かじつを頬張ほおばっては グラス眺ながめ
音おんの無ない雨あめを待まっているから 早はやくおいで 直すぐに

許ゆるされた冗談じょうだんみたいな夜よるにコトバはなく
嘘うそをウソと言いわないままで
暗闇くらやみを遊泳およいでいく

宇宙うちゅうの淵ふちで口くちづけを 四角しかくい窓まど 星ほしが見みている
映画えいがのようなハジマリを
アンドロメダ見守みまもって 迷まよい込こんだのは悪魔あくまで
身みをよじらせながら 次つぎのトビラ開ひらくまで

目隠めかくしでなぞる真夜中まよなかは 柔やわらかくて
スフィンクスの足元あしもとあたり 目めを瞑つぶって 寝転ねころんで

君きみと0.03ミリの距離きょりで 確たしかめ合あって
嘘うそを嘘うそと理解わかったままで
暗闇くらやみに溺愛おぼれていく

宇宙うちゅうの淵ふちで口くちづけを 四角しかくい窓まど 月つきも見みてる
映画えいがのようなストーリーを
悪戯いたずらな瞳ひとみの奥おく クレオパトラの谷間たにまで
抑おさえ切きれない衝動しょうどうは 隔へだたりを飛とび越こえ

宇宙うちゅうの淵ふちで口くちづけを 四角しかくい窓まど 夜よるは明あける
そして飛とび立たとう 二人ふたりのセカイ
束つかの間まの長ながい休息きゅうそく
夢ゆめの淵ふちで居眠いねむりを グラスの中なか 伴ともが光ひかる
天使てんしの笑えみと面影おもかげが
虚むなしく孤独こどくを語かたる 静寂しじまで目めが覚さめて
一人ひとりきりのエンディングロール 流ながれていく