一いち羽わのカナリア 羽はねが折おれて鳴ないていたら
そこへと優やさしい人ひとが通とおりかかりました
彼女かのじょは鳥とりを連つれて帰かえり 傷きずの手当てあてをして
いつまでも可愛かわいがった
鳥籠とりかごの片隅かたすみでカナリアは歌うたを歌うたった
虹色にじいろの輝かがやく声こえで
彼女かのじょのために奏かなでていた
Ah~ 風かぜの歌うたを
ある時とき突然とつぜん歌うたわなくなったカナリアを
明あかるい窓辺まどべに置おいて彼女かのじょは言いいました
「歌うたい方かたを忘わすれたならば
外がいの鳥とりの声こえを聞きいて真似まねをすればいい」
大空おおぞらを飛とぶ鳥とりとカナリアは声こえを重かさねて
さえずっても うまくいかない
どうしても思おもい出だせなかった
Ah~ 空そらの歌うたを
厳きびしい世界せかいから守まもろうと高たかい壁かべで囲かこってしまえば
喜よろこびさえも遮さえぎってしまう
愛あいとは自由じゆうにすること
「さようならカナリア」彼女かのじょは鳥籠とりかごを開あけた
誰だれのためでもなくて 自分じぶんのためのメロディーを
どこにもない たったひとつの歌うたを
世界せかいに響ひびかせて
Ah~ 止とめどない夢ゆめの歌うたを
一ichi羽waのnoカナリアkanaria 羽haneがga折oれてrete鳴naいていたらiteitara
そこへとsokoheto優yasaしいshii人hitoがga通tooりかかりましたrikakarimashita
彼女kanojoはha鳥toriをwo連tsuれてrete帰kaeりri 傷kizuのno手当teateをしてwoshite
いつまでもitsumademo可愛kawaiがったgatta
鳥籠torikagoのno片隅katasumiでdeカナリアkanariaはha歌utaをwo歌utaったtta
虹色nijiiroのno輝kagayaくku声koeでde
彼女kanojoのためにnotameni奏kanaでていたdeteita
Ah~ 風kazeのno歌utaをwo
あるaru時toki突然totsuzen歌utaわなくなったwanakunattaカナリアkanariaをwo
明akaるいrui窓辺madobeにni置oいてite彼女kanojoはha言iいましたimashita
「歌utaいi方kataをwo忘wasuれたならばretanaraba
外gaiのno鳥toriのno声koeをwo聞kiいてite真似maneをすればいいwosurebaii」
大空oozoraをwo飛toぶbu鳥toriとtoカナリアkanariaはha声koeをwo重kasaねてnete
さえずってもsaezuttemo うまくいかないumakuikanai
どうしてもdoushitemo思omoいi出daせなかったsenakatta
Ah~ 空soraのno歌utaをwo
厳kibiしいshii世界sekaiからkara守mamoろうとrouto高takaいi壁kabeでde囲kakoってしまえばtteshimaeba
喜yorokoびさえもbisaemo遮saegiってしまうtteshimau
愛aiとはtoha自由jiyuuにすることnisurukoto
「さようならsayounaraカナリアkanaria」彼女kanojoはha鳥籠torikagoをwo開aけたketa
誰dareのためでもなくてnotamedemonakute 自分jibunのためのnotamenoメロディmerodiーをwo
どこにもないdokonimonai たったひとつのtattahitotsuno歌utaをwo
世界sekaiにni響hibiかせてkasete
Ah~ 止toめどないmedonai夢yumeのno歌utaをwo