騒がしい孤独 歌詞 PELICAN FANCLUB ふりがな付

いつか心こころに従したがえたら 言葉ことばにできるのなら
僕ぼくを許ゆるせるかな 孤独こどくというくせに

歩あるき慣なれたんだ架空かくうの路地裏ろじうらで
ひとり人混ひとごみに溶とけ込こむ

まるで太陽系たいようけいから外はずれた肌はだが
馴染なじまずにただ彷徨さまようだけ

与あたえられてきたはずの僕ぼくはいま
溢あふれて心こころを零こぼした

どうか言葉ことばで渡わたせたら 全すべて伝つたえたら
僕ぼくは約束やくそくした 止やまない耳鳴みみなりに

最果さいはてから声こえ上あげて頬ほおを伝つたったパレード
騒さわがしい孤独こどくをまた過すごしている

歩あるき慣なれたんだ架空かくうの感情かんじょうがまだ
ひとりきりにさせていた

まるで空中くうちゅうを泳およぐようで
すれ違ちがうことなくただ漂ただようだけ

恨うらむのは何なにもしない僕ぼくだから
期待きたいするだけ汚きたなくなっていた

どうかこの目めに映うつるもの全すべて愛あいせたら
僕ぼくを許ゆるせるかな 解わかってないくせに

最果さいはてから声こえ上あげて目めを突つつくハレーション
騒さわがしい孤独こどくにまた耳みみを塞ふさいだ

何なにを見みていたいの
誰だれが待まっているの
今日きょうの終おわりになんだか涙なみだを流ながしている
どこに行いけばいいの
誰だれに言いえばいいの

いつか心こころに従したがえたら 言葉ことばにできるのなら
僕ぼくを許ゆるせるかな 孤独こどくというくせに
ひとりにすらなれていない いつの間まにかの勘違かんちがい
生いきているいまはまだ未完成みかんせい

どうして叫さけんでも どうして届とどかない
僕ぼくを許ゆるせるような 答こたえはないけれど

気きづいたよ ごめんね
受うけ入いれたい今日きょうまでを
騒さわがしい孤独こどくをまた迎むかえに行いく

そして遠回とおまわり 僕ぼくとすれ違ちがい
今日きょうの終おわりに少すこし笑わらえた
こうして走はしる日々ひび 心こころがうるさくて
今日きょうの終おわりを少すこしでも愛あいせたらな