空のほとりで逢えたなら 歌詞 堀内孝雄 ふりがな付

泣なきたいことが あった日ひは
ぜんぶ誰だれかのせいにした
名なもない神かみを 恨うらんだり
運うんの悪わるさを 嘆なげいたり

今いまでは胸むねに 空そらがある
一人ひとりでそっと 手てを当あてる
母ははが帰かえった その空そらに
「見みていてくれ」と 呼よびかける

戻もどらない人ひとがいて
戻もどれない日々ひびがある
はぐれてしまった道みちならば
空そらのほとりを 辿たどるように
ただ、ひたすらに ただ、生いきてゆこう

夢ゆめの狭間はざまで 逢あえたなら
こんどは私わたしが 抱だきしめよう
小ちいさくなった 母ははだろう
赤子あかごのように 抱だきしめよう

もう一度いちど逢あいたくて
もう二に度どと逢あえなくて
星ほしの光ひかりに導みちびかれ
空そらのほとりを 歩あるくように
ただ、ひたむきに ただ、生いきてゆこう

もう一度いちど逢あいたくて
もう二に度どと逢あえなくて
星ほしの光ひかりに導みちびかれ
空そらのほとりを 歩あるくように
ただ、ひたむきに ただ、生いきてゆこう