ダラダラ 歌詞 植田真梨恵 ふりがな付

空気くうきなまめかしく うしろ髪かみを撫なぜる
けだるさ裏腹うらはらに さわやかな午後ごご
部屋へやをかき混まぜて 心こころまでさらって
ついに火ひがついた 君きみを待まってた

砂場すなばの中なかにも ある キラキラ ならば
両手汚りょうてよごして つかまえた でしょう
泥どろだらけの ハート さわるよ

抱だき合あってダラダラ 溶とけるアイスのような
せまいベッドの中なか 夏なつがもう間近まぢかだ
いつだってばらばら 点てんと点てんのような
細こまかい微粒子びりゅうしが 互たがいに紛まぎれ込こんだ

落おちていく予感よかん 落おちていく時間じかん
落おちていく果実かじつ 落おちていく慕情ぼじょう
悪魔あくまと目めが合あう 遠とおくで猫ねこが鳴なく
遊覧船ゆうらんせんに乗のる 手てを握にぎってた

背中せなかの海うみに 沈しずむ 宝物たからもの から
最古さいこの呪文じゅもん 口くちにしたとき
すべての謎なぞめきは解とけるよ

溶とけ合あってダラダラ 赤あかい夕陽ゆうひのような
かわいた喉のどから 声こえが泣ないてるようだった

迫せまる宵よいの口くち
迫せまる明あけ方がたに

抱だき合あってダラダラ 溶とけるアイスのような
せまいベッドの中なか 終おわりないこと願ねがった
いつだってばらばら 点てんと点てんのドットだ
細こまかい微粒子びりゅうしが 互たがいに紛まぎれ込こんだ
互たがいに混まざり込こんだ