よみ：うむい
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暑あつい夏なつにうさげた 手てのひらと線香せんこうの匂におい
幼おさない頃ころの僕ぼくは意味いみさえも分わからなかった
礎いしずえに刻きざまれた 誰だれかの名前なまえ
指ゆびで撫なでたら お水みずをかけて
「安やすらかに眠ねむってね」
呟つぶやく声こえが聴きこえた
島しまの空そらを飛とび交こうう戦闘機せんとうき
風かぜに踊おどるウージの森もり
青あおい海うみに燃もゆる命いのち
てぃーだよ照てらせ 僕ぼくらの祈いのり
平和へいわを想おもう心こころ 優やさしさを持もち続つづけること
幼おさない頃ころの僕ぼくは美うつくしさに気きづけなかった
急きゅうな通とおり雨あめ がじゅまるの下した
三線さんせんの音色ねいろを友ともが奏かなでた
目めの前まえに あるものは
全すべて繋つながれた奇跡きせき
島しまの夜よるに降ふり注そそぐ星ほし
乾杯かんぱいの音頭おんどと月明つきあかり
波なみに飲のまれ消きえた砂すなの文字もじ
朝日あさひを映うつす僕ぼくらの瞳ひとみ
摩文仁まぶにの丘おかに咲さく月桃げっとうの花はな
金網越かなあみごしに異国いこくの言葉ことば
「争あらそうよりも愛あいしなさい」と
忘わすれはしない おばぁの涙なみだ
島しまの今日こんにちに悲かなしみ喜よろこび
夢ゆめの地図ちずに変かえて唄うたに
わらびんちゃーの笑顔えがおは光ひかり
ずっと守まもりたい君きみの未来みらい
生うまれた時じからそこにあったもの
島しまに残のこった基地問題きちもんだい
あっていいのか なくていいのか
僕ぼくには答こたえが分わからない
生うまれた時じからそこにあったもの
島しまに響ひびく命いのちの鼓動こどう
それぞれの肌はだの色いろ 目めの色いろ
僕ぼくにも流ながれる 同おなじ血ちの色いろ
大和やまとの世よからアメリカ世よ
アメリカ世よから大和やまとの世よ
全すべて乗のり越こえ ミーファイユー
人ひとが人ひとを愛あいする世よ
島しまの空そらを飛とび交こうう戦闘機せんとうき
風かぜに踊おどるウージの森もり
青あおい海うみに燃もゆる命いのち
てぃーだよ照てらせ 僕ぼくらの"うむい"
幼おさない頃ころの僕ぼくは意味いみさえも分わからなかった
礎いしずえに刻きざまれた 誰だれかの名前なまえ
指ゆびで撫なでたら お水みずをかけて
「安やすらかに眠ねむってね」
呟つぶやく声こえが聴きこえた
島しまの空そらを飛とび交こうう戦闘機せんとうき
風かぜに踊おどるウージの森もり
青あおい海うみに燃もゆる命いのち
てぃーだよ照てらせ 僕ぼくらの祈いのり
平和へいわを想おもう心こころ 優やさしさを持もち続つづけること
幼おさない頃ころの僕ぼくは美うつくしさに気きづけなかった
急きゅうな通とおり雨あめ がじゅまるの下した
三線さんせんの音色ねいろを友ともが奏かなでた
目めの前まえに あるものは
全すべて繋つながれた奇跡きせき
島しまの夜よるに降ふり注そそぐ星ほし
乾杯かんぱいの音頭おんどと月明つきあかり
波なみに飲のまれ消きえた砂すなの文字もじ
朝日あさひを映うつす僕ぼくらの瞳ひとみ
摩文仁まぶにの丘おかに咲さく月桃げっとうの花はな
金網越かなあみごしに異国いこくの言葉ことば
「争あらそうよりも愛あいしなさい」と
忘わすれはしない おばぁの涙なみだ
島しまの今日こんにちに悲かなしみ喜よろこび
夢ゆめの地図ちずに変かえて唄うたに
わらびんちゃーの笑顔えがおは光ひかり
ずっと守まもりたい君きみの未来みらい
生うまれた時じからそこにあったもの
島しまに残のこった基地問題きちもんだい
あっていいのか なくていいのか
僕ぼくには答こたえが分わからない
生うまれた時じからそこにあったもの
島しまに響ひびく命いのちの鼓動こどう
それぞれの肌はだの色いろ 目めの色いろ
僕ぼくにも流ながれる 同おなじ血ちの色いろ
大和やまとの世よからアメリカ世よ
アメリカ世よから大和やまとの世よ
全すべて乗のり越こえ ミーファイユー
人ひとが人ひとを愛あいする世よ
島しまの空そらを飛とび交こうう戦闘機せんとうき
風かぜに踊おどるウージの森もり
青あおい海うみに燃もゆる命いのち
てぃーだよ照てらせ 僕ぼくらの"うむい"
