DAWN DANCE 歌詞 さユり ふりがな付

Good bye エンドロールの先さきの幸福こうふくへ向むかうよ
不意ふいに訪おとずれた空からっぽに負まけそうになる時ときも

脇目わきめも振ふらず走はしっている 瓦礫がれきの山やまを踏ふみ鳴ならし
世界せかいは右回みぎまわりに回まわって元もとに戻もどることは無ない

涙なみだが風かぜを受うけ遠とおのく 君きみは全すべて追おい越こして行いく
尾おを引ひく箒星ほうきぼしのように 切きり傷きずの直線ちょくせんのように

廃はいビルの下した ひとり逃避行とうひこう 灯あかりの消きえた町まちの隅すみで
ぼくは迷子まいごのまんまで駆かけ抜ぬけてく 今いまを愛あいせるように

Good bye エンドロールの先さきの幸福こうふくへ向むかうよ
乱雑らんざつな人混ひとごみの間隙かんげきに言葉ことばを穿うがち夢ゆめを見みながら
不意ふいに訪おとずれた空からっぽに負まけそうになったら
階段かいだんを作つくるのだ明日あしたへ まず一段いちだん二段にだん三段さんだん四し段だんと

脇目わきめも振ふらず踊おどってみる 雨降あめふり町まちの午前ごぜん三さん時じ
体からだを右回みぎまわりに回まわして子供こどもの時ときのように自由じゆうに

眼下がんかの景色けしき すれ違ちがう人ひと 遠とおざかる町まちに背せを向むけて
新あたらしい朝あさ 再ふたたび出会であうために 今いまは振ふり返かえらないで

Good bye バッドエンドの後あとで栄光えいこうを狙ねらうよ
凡庸ぼんような人生じんせいと嘆なげくのはいつものことでもう飽あきたから
そっと笑わらってみた 終おわりから始はじまることがある、と
欠落けつらくを味方みかたにしてあげる さあ 一兎いっと 二兎にと 三兎さんと いくつ叶かなえよう?

行方ゆくえは知しらず走はしっている 間違まちがいばかりかもしれない
だけど前まえを向むく方法ほうほうは あぁ、それしか知しらない。
これしか知しらないから

Good bye エンドロールの先さきの幸福こうふくへ向むかうよ
乱雑らんざつな人混ひとごみの間隙かんげきに言葉ことばを穿うがち夢ゆめを見みながら
不意ふいに訪おとずれた空からっぽに負まけそうになったら
階段かいだんを作つくるのだ明日あしたへ まず一段いちだん二段にだん三段さんだん四し段だんと

上あがってはまた降ふって 何度なんども繰くり返かえし作つくり直なおして
出会であえるよ だから今いまは、今いまは。どうか、振ふり返かえらないで