雲の果たてに 歌詞 吉岡亜衣加 「薄桜鬼 真改 天雲ノ抄」エンディング ふりがな付

たなびく時ときの透すき間まから
こぼれ射さす 夢ゆめの名めい残のこり香か

見みえない明日あしたを探さがしては
織おりかさねた うたかたの日々ひび

ざわめきと 熱あつい空気くうきに
戸惑とまどいながら 運命さだめを分わけ合あった

流ながれてゆく 雲くもの影かげに
願ねがいを 預あずけたまま
目めを閉とじて 想おもい委ゆだねれば
誠まことがはためく 今いまでも

ほのかに揺ゆれた 言ことの葉はは
想おもい出での宿やどり木ぎのよう

見果みはてぬ天そらの波間なみまへと
浮うかんでゆく 数多あまたの記憶ひかり

聴きこえるの 風かぜの匂においが
あの日ひのままに 私わたしを包つつむから

出逢であったこと 信しんじたこと
痛いたみを 預あずけたこと
寄より添そった 命いのちの温ぬくもり
すべてを 優やさしきしるべに

何なにかを手てにして 何なにかを失なくして
人じんはきっと 今日きょうを生いきてる
移うつろいゆく 季節きせつも 時代じだいも
雲ぐもの果はてたてに 光ひかり帯おびてゆく
形けいなき宝物たからものたちのようで

流ながれてゆく 雲くもを見上みあげ
懐なつかしい話はなしをしよう
目めを閉とじて 想おもい委ゆだねれば
あなたが微笑ほほえむ いつでも