エニグマ・ゲーム 歌詞 斉藤壮馬 ふりがな付

この檸檬れもんが
爆弾ばくだんだったとしたらどう?
きっときみは
とんだ冗談じょうだんだって笑わらうでしょ

繰くり返かえされる
堂々巡どうどうめぐりの果はてに
掴つかまえても
するり 霧きりのように離はなれていく

謎なぞがまた謎なぞを呼よび
深層しんそうは はぐらかされている
嘘うそつきの天使てんしがほら
舌したを出だす

めくるめく逃避行とうひこう
どんなパズルも解とき明あかせるはず
迷宮めいきゅうの奥底おくそこへと
誘さそわれている
エニグマ・ゲーム

ドアが開ひらく
きみの左ひだりの胸むねのあたり
そっから今いま
ひそり 霧きりが囁ささやいている

隠かくされた因果律いんがりつ
透過とうかする 砂糖さとうをひと舐なめして
放はなたれるシグナルは動どう
走はしりだせ

めくるめく逃避行とうひこう
雨あめと檸檬れもんと哲学てつがくのにおい
ぬかるみに犯おかされていく
欺あざむいて

やばいわ
呼吸こきゅうが乱みだれて
ちょいと
休戦きゅうせんといかないかい?
いいや 鬼おにさんこちら
手ての鳴なる方ほうへとおいでよ
円環えんかんの遊戯ゆうぎ
謎解なぞときはまだまだ終おわんない

めくるめく逃避行とうひこう
ちゃんとパズルは難むずかしくしてね
追おい追おいわれ 焦こがれてゆく
さかさまで
あべこべの逃避行とうひこう
ドッペルゲンガーと追おいかけっこしてる
迷宮めいきゅうの奥底おくそこへと
誘さそわれている
エニグマ・ゲーム