きみが遺のこした呪のろいが
雪ゆきになって
澄すんだ冬ふゆの空そらに遊あそぶ
風花かざばなに囚とらわれて
悪わるい顔かおで嘘うそをつくの
浅あさはかだね ずるい
身みも蓋ふたもないことを
無邪気むじゃきに騙かたる
くだらないと思おもいながらも
息いきをするように道化どうけを演えんじている
愚昧ぐまいだなと嘲笑あざわらうほどに
欠かけて減へっていく
おろかだわ
きみが遺のこした呪のろいが
雪ゆきになって
澄すんだ冬ふゆの空そらに遊あそぶ
あとどれくらい 間違まちがえたら
地ちに足あしをつけられるかな
風花かざばなに囚とらわれて
ずっと私わたし きみのことを
見下みくだしていたんだな ずっと
今更いまさらそんな 気きづいたところで
おろかだわ
きみが遺のこした光ひかりが
眩まぶしすぎて
よく見みえないよ 私わたしの色いろは
こんな濁にごって 渦うずになって
どこにも辿たどりつけないままで
風花かざばなに囚とらわれて
きみがkimiga遺nokoしたshita呪noroいがiga
雪yukiになってninatte
澄suんだnda冬fuyuのno空soraにni遊asoぶbu
風花kazabanaにni囚toraわれてwarete
悪waruいi顔kaoでde嘘usoをつくのwotsukuno
浅asaはかだねhakadane ずるいzurui
身miもmo蓋futaもないことをmonaikotowo
無邪気mujakiにni騙kataるru
くだらないとkudaranaito思omoいながらもinagaramo
息ikiをするようにwosuruyouni道化doukeをwo演enじているjiteiru
愚昧gumaiだなとdanato嘲笑azawaraうほどにuhodoni
欠kaけてkete減heっていくtteiku
おろかだわorokadawa
きみがkimiga遺nokoしたshita呪noroいがiga
雪yukiになってninatte
澄suんだnda冬fuyuのno空soraにni遊asoぶbu
あとどれくらいatodorekurai 間違machigaえたらetara
地chiにni足ashiをつけられるかなwotsukerarerukana
風花kazabanaにni囚toraわれてwarete
ずっとzutto私watashi きみのことをkiminokotowo
見下mikudaしていたんだなshiteitandana ずっとzutto
今更imasaraそんなsonna 気kiづいたところでduitatokorode
おろかだわorokadawa
きみがkimiga遺nokoしたshita光hikariがga
眩mabuしすぎてshisugite
よくyoku見miえないよenaiyo 私watashiのno色iroはha
こんなkonna濁nigoってtte 渦uzuになってninatte
どこにもdokonimo辿tadoりつけないままでritsukenaimamade
風花kazabanaにni囚toraわれてwarete