この曲の終わりに 歌詞 B.R.T (Blue Rock Thrush) ふりがな付

この曲きょくに終おわりはあるだろうか
叫さけびながら一人ひとり彷徨さまよったあの夜よる
時間じかんが経たっても止とまることはない
泣ないて笑わらった記憶きおくたちは
残のこるのは君きみの笑顔えがおだけ

目めに浮うかぶのは君きみの泣なき顔がお
複雑ふくざつそうな君きみ、目めの中なかに映うつる僕ぼく
後悔こうかいだらけの醜みにくい僕ぼくの顔かお
ごめんって言葉ことば、虚空こくうに飛とばされ

愛いとおしさとか孤独こどくさとか
嬉うれしさとか淋さびしさとか
一人ひとりじゃ定義ていぎできないものばかり
思おもい返かえすほど腹はらが立たち
虚むなしく写真しゃしんが残のこった
君きみが写うつした僕ぼくの顔かおは笑わらってる

この曲きょくの終おわりには消きえるか
良よい思おもい出でだけがもっと鮮明せんめいに
全すべて消けして今いまは空からっぽの
孤独こどくを抱だきしめて歩あるく
望のぞんでた幾多いくたの夜よるたち

冷つめたい空気くうきが体からだを伝つたい
君きみの呼吸こきゅうが響ひびき渡わたってる
静寂せいじゃくの中なか、輝かがやく星ほしたち
真空しんくうの宇宙うちゅうのように流ながれる時間じかん

青春せいしゅんとか恋愛れんあいとか
儚はかなさとか恋こいしさとか
いくら思おもっても君きみは戻もどりはしない

君きみのために行いけないところ
君きみのためにできないこと
何なにも考かんがえずに歩あるくと、僕ぼくは再ふたたび

この曲きょくに終おわりはあるだろうか
君きみの名前なまえまで全すべて消けし去さって
時間じかんが経たてば、もう大丈夫だいじょうぶなんだと
幸しあわせで良よい人ひとだったと

この曲きょくの終おわりに僕ぼくはいますか?
君きみがこの歌うたを聴きくようになったら
星ほしの光ひかりが落おちるそこで
孤独こどくを抱いだきながら枯かれる
せめて最後さいごは君きみの笑顔えがお