仄ほの昏ぐらい憂うれいさえ隠かくせた優やさしい日々ひび
木漏こもれ日び暖あたたかに 絶望ぜつぼうをも救すくう光ひかり
うたかたの夢ゆめだとしても そう
虚空こくうに手てを伸のばす
崩くずれてゆく明日あすを ただかき集あつめながら
足掻あがいて揺ゆらした水面みなもに浮うく花はなは
絶望ぜつぼうのゆりかご
終おわり映うつす瞳ひとみただ深ふかく
微笑ほほえむ死神しにがみの傍かたわら離はなれない
心無こころない優やさしい風かぜ 奏かなでた終焉しゅうえんのメロディ
見みつめたその悲劇ひげき 足音あしおとはただ静しずかに
ほどけてゆく手て かけ違ちがう想おもい
終おわりを紡つむぐ糸いと 手繰たぐりよせた
赤あかく塗ぬりつぶされた夜よるに
黒くろくゆれる花はな 落おちる涙なみだ
結末けつまつは幾通いくとおりでも
わけあう痛いたみ 儚はかないぬくもりが
壊こわれゆく心こころを撫なでるから
落おちた花はなびら 水面みなもに揺ゆれ
たゆたう迷まよいのゆりかご
終おわりのない螺旋らせん 繰くり返かえす
微笑ほほえむ死神しにがみの傍かたわら離はなれない
仄hono昏guraいi憂ureいさえisae隠kakuせたseta優yasaしいshii日々hibi
木漏komoれre日bi暖atataかにkani 絶望zetsubouをもwomo救sukuうu光hikari
うたかたのutakatano夢yumeだとしてもdatoshitemo そうsou
虚空kokuuにni手teをwo伸noばすbasu
崩kuzuれてゆくreteyuku明日asuをwo ただかきtadakaki集atsuめながらmenagara
足掻agaいてite揺yuらしたrashita水面minamoにni浮uくku花hanaはha
絶望zetsubouのゆりかごnoyurikago
終oわりwari映utsuすsu瞳hitomiただtada深fukaくku
微笑hohoeむmu死神shinigamiのno傍katawaらra離hanaれないrenai
心無kokoronaいi優yasaしいshii風kaze 奏kanaでたdeta終焉syuuenのnoメロディmerodi
見miつめたそのtsumetasono悲劇higeki 足音ashiotoはただhatada静shizuかにkani
ほどけてゆくhodoketeyuku手te かけkake違chigaうu想omoいi
終oわりをwariwo紡tsumuぐgu糸ito 手繰taguりよせたriyoseta
赤akaくku塗nuりつぶされたritsubusareta夜yoruにni
黒kuroくゆれるkuyureru花hana 落oちるchiru涙namida
結末ketsumatsuはha幾通ikutooりでもridemo
わけあうwakeau痛itaみmi 儚hakanaいぬくもりがinukumoriga
壊kowaれゆくreyuku心kokoroをwo撫naでるからderukara
落oちたchita花hanaびらbira 水面minamoにni揺yuれre
たゆたうtayutau迷mayoいのゆりかごinoyurikago
終oわりのないwarinonai螺旋rasen 繰kuりri返kaeすsu
微笑hohoeむmu死神shinigamiのno傍katawaらra離hanaれないrenai