よみ:ついのやぼう
終の野望 歌詞
-
伊達政宗,支倉常長,鶴丸国永,大倶利伽羅
- 2023.7.12 リリース
- 作詞
- 浅井さやか(One on One)
- 作曲
- YOSHIZUMI
- 編曲
- YOSHIZUMI
友情
感動
恋愛
元気
結果
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
『青天せいてん 碧海へきかいに涵ひたし』
『碧海へきかい 青天せいてんに接せっす』
『海外かいがい 更さらに海うみなく』
『天てんに向むかいて 天てんを問とう莫なかれ』
世よは戦いくさを終おえ
平穏へいおんが訪おとずれた
青葉あおばの山やまから見下みおろす海うみ
世界せかいへ繋つながる海うみ
「空そらも海うみも果はてしない。のう、六右衛門ろくえもん」
「はい!」
「じゃがあ…」
「ここ仙台せんだいは、世界せかいの海うみのド真まん中なかじゃー!!」
「さようにございまする!」
「この政宗まさむねの夢ゆめの話はなしを聞きいてくれるか」
「もちろんにございまする。もう何度目なんどめだよ!などとは申もうしませぬぞ!」
「はっはっはっ。分わかっておろうが、
ただ聞きかれてもつまらんぞ。面白おもしろおかしく聞きいてくれ」
「はい!はっ……?ああ!いつもの相槌あいづちをご所望しょもうですな!」
「そうじゃそうじゃ。その気きになる相槌あいづちを頼たのむぞ」
「あいわかった!」
語かたって聞きかせてしんぜよう
ヨッ!
この政宗まさむねの夢ゆめ
イーィヨッ!
この海うみに (この海うみに)
あの船ふねに (あの船ふねに)
託たくす (託たくす)
イーィヨッ!
でっかい (でっかい)
でっかい (でっかい)
野望やぼう!!
「良よい感かんじじゃ。続つづいていくぞ」
「あっ、続つづいていきますか!はい!」
お主ぬしに問といたいことがある
ハッ?
この国くにの中心ちゅうしんはどこだ?
ヨッ! どーこーだ?
「…どこだと思おもう?」
「あーえーこの国くにの中心ちゅうしん……ですか?」
「そうじゃ。思おもったことを申もうしてみよ」
「…上方じょうほう。いや、今いまは江戸えどかと」
「その通とおり!」
鯱しゃっちょこ立だちしても
何なにしても
奥州おうしゅうはしょせん僻地へきち!
「僻地へきちぃ!」
「そうじゃあ!」
天下てんか狙ねらおうにも
遠とおすぎる
政宗まさむねはしょせん鄙ひな人ひなびと
鄙ひな人ひなびと~
鄙ひな人ひなびと~
「そうじゃあ!
…だが、仙台せんだいの海うみで潮しおの流ながれは変かわる!
世界せかいに導みちびく流ながれに変かわるんじゃ!
ここは世界せかいに開あけた港みなと。世界せかいと繋つながる要ようの港みなと…」
世界せかいの海うみの ド真まん中なか!!
「はいぃ!!」
潮しおの流ながれに導みちびかれ
大おおきな夢ゆめの
でっかい野望やぼうの
船出ふなで
渡わたれ (渡わたれ) 渡わたれ
大陸たいりくへ
繋つなげ (繋つなげ) 繋つなげ
架かけ橋はし
「必かならずスペイン国王こくおう、ローマ教皇きょうこうと親交しんこうを結むすび、
ヌエバ・エスパーニャと通商つうしょうをする。
そのための慶長けいちょう遣欧けんおう使節しせつじゃ。頼たのんだぞ、六右衛門ろくえもん」
「はっ! …殿とのの書状しょじょう、必かならずやお届とどけいたしまする!!」
「……長ながき戦乱せんらんの世よが終おわり、私わたしの心こころは一度いちど折おれた。ばっきばき…」
「あっばっきばき…」
「おう、ばっきばきじゃ。見みせられるもんなら見みせてやりたいくらいじゃ」
「じゃあ見みせてください」
「無理むりじゃあ」
「はい!」
「とにかく! 普通ふつうなら折おれて終おわる。
…だが、ここ奥州おうしゅうには無限むげんの可能性かのうせいがあることがわかった!」
「はい!」
「むしろ火ひが付ついたぞ。今いまの私わたしは燃もえに燃もえておる! ぼうぼうじゃあ!」
「ぼうぼうですか!」
「そうじゃ! ぼうぼうぼうじゃ!」
「ひとつ多おおめのぼうですか!」
「そうじゃっ!」
「はいぃ!」
海うみの向むこうに
描えがいた夢ゆめ
一度いちど折おれても
何度なんど折おれても…
見続みつづけるのだ
最後さいごの夢ゆめ
終ついの野望やぼう
この政宗まさむねの
最後さいごの夢ゆめ
「しぶといよなあ。人間にんげんってのは」
「…」
「…あっぱれだよ」
終ついの…野望やぼう!!
『碧海へきかい 青天せいてんに接せっす』
『海外かいがい 更さらに海うみなく』
『天てんに向むかいて 天てんを問とう莫なかれ』
世よは戦いくさを終おえ
平穏へいおんが訪おとずれた
青葉あおばの山やまから見下みおろす海うみ
世界せかいへ繋つながる海うみ
「空そらも海うみも果はてしない。のう、六右衛門ろくえもん」
「はい!」
「じゃがあ…」
「ここ仙台せんだいは、世界せかいの海うみのド真まん中なかじゃー!!」
「さようにございまする!」
「この政宗まさむねの夢ゆめの話はなしを聞きいてくれるか」
「もちろんにございまする。もう何度目なんどめだよ!などとは申もうしませぬぞ!」
「はっはっはっ。分わかっておろうが、
ただ聞きかれてもつまらんぞ。面白おもしろおかしく聞きいてくれ」
「はい!はっ……?ああ!いつもの相槌あいづちをご所望しょもうですな!」
「そうじゃそうじゃ。その気きになる相槌あいづちを頼たのむぞ」
「あいわかった!」
語かたって聞きかせてしんぜよう
ヨッ!
この政宗まさむねの夢ゆめ
イーィヨッ!
この海うみに (この海うみに)
あの船ふねに (あの船ふねに)
託たくす (託たくす)
イーィヨッ!
でっかい (でっかい)
でっかい (でっかい)
野望やぼう!!
「良よい感かんじじゃ。続つづいていくぞ」
「あっ、続つづいていきますか!はい!」
お主ぬしに問といたいことがある
ハッ?
この国くにの中心ちゅうしんはどこだ?
ヨッ! どーこーだ?
「…どこだと思おもう?」
「あーえーこの国くにの中心ちゅうしん……ですか?」
「そうじゃ。思おもったことを申もうしてみよ」
「…上方じょうほう。いや、今いまは江戸えどかと」
「その通とおり!」
鯱しゃっちょこ立だちしても
何なにしても
奥州おうしゅうはしょせん僻地へきち!
「僻地へきちぃ!」
「そうじゃあ!」
天下てんか狙ねらおうにも
遠とおすぎる
政宗まさむねはしょせん鄙ひな人ひなびと
鄙ひな人ひなびと~
鄙ひな人ひなびと~
「そうじゃあ!
…だが、仙台せんだいの海うみで潮しおの流ながれは変かわる!
世界せかいに導みちびく流ながれに変かわるんじゃ!
ここは世界せかいに開あけた港みなと。世界せかいと繋つながる要ようの港みなと…」
世界せかいの海うみの ド真まん中なか!!
「はいぃ!!」
潮しおの流ながれに導みちびかれ
大おおきな夢ゆめの
でっかい野望やぼうの
船出ふなで
渡わたれ (渡わたれ) 渡わたれ
大陸たいりくへ
繋つなげ (繋つなげ) 繋つなげ
架かけ橋はし
「必かならずスペイン国王こくおう、ローマ教皇きょうこうと親交しんこうを結むすび、
ヌエバ・エスパーニャと通商つうしょうをする。
そのための慶長けいちょう遣欧けんおう使節しせつじゃ。頼たのんだぞ、六右衛門ろくえもん」
「はっ! …殿とのの書状しょじょう、必かならずやお届とどけいたしまする!!」
「……長ながき戦乱せんらんの世よが終おわり、私わたしの心こころは一度いちど折おれた。ばっきばき…」
「あっばっきばき…」
「おう、ばっきばきじゃ。見みせられるもんなら見みせてやりたいくらいじゃ」
「じゃあ見みせてください」
「無理むりじゃあ」
「はい!」
「とにかく! 普通ふつうなら折おれて終おわる。
…だが、ここ奥州おうしゅうには無限むげんの可能性かのうせいがあることがわかった!」
「はい!」
「むしろ火ひが付ついたぞ。今いまの私わたしは燃もえに燃もえておる! ぼうぼうじゃあ!」
「ぼうぼうですか!」
「そうじゃ! ぼうぼうぼうじゃ!」
「ひとつ多おおめのぼうですか!」
「そうじゃっ!」
「はいぃ!」
海うみの向むこうに
描えがいた夢ゆめ
一度いちど折おれても
何度なんど折おれても…
見続みつづけるのだ
最後さいごの夢ゆめ
終ついの野望やぼう
この政宗まさむねの
最後さいごの夢ゆめ
「しぶといよなあ。人間にんげんってのは」
「…」
「…あっぱれだよ」
終ついの…野望やぼう!!