よみ:ひきゃくはしる
飛脚はしる 歌詞
-
鶴丸国永,大倶利伽羅,伊達政宗,虎哉宗乙
- 2023.7.12 リリース
- 作詞
- 浅井さやか(One on One)
- 作曲
- YOSHIZUMI
- 編曲
- YOSHIZUMI
友情
感動
恋愛
元気
結果
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
驚おどろいたぜ
面白おもしろすぎるだろ
どういうことだ?
何故なぜ飛脚ひきゃくに?!
乗のりかかった船ふね
飛とび乗のってやる
巻まき込こむな
じゃあ溺おぼれるか?
「…」
「『昨夜さくや家来けらいと腕相撲うでずもうをしたら、ばっちり筋肉痛きんにくつうで腕うでが震ふるえて、
文字もじもぶれぶれじゃ。ははは』」
どうでもいい!
それでも走はしる
飛脚ひきゃくは走はしる!
「『最近さいきん雨あめが多おおいから退屈たいくつだろう。
明日あしたは晴はれそうだから城しろに来きてくれよな。久々ひさびさに語かたろうぜ』」
どうでもいい!
雨あめでも走はしる
飛脚ひきゃくは走はしる!
「『元気げんきでやってる?』」
「殿とのー!」
飛脚ひきゃくはしる
はしる はしる!
「『釣つりにいこうよ』」
「是非ぜひ!」
飛脚ひきゃくはしる
はしる はしる!
「『先日せんじつの宴会えんかいで酔よって殴なぐってごめんね』」
「あうぅ!」
飛脚ひきゃくは知しらぬ
中身なかみは知しらぬ
「『二日酔ふつかよいで気持きもち悪わるい』」
「おろろ…」
それでも走はしる 飛脚ひきゃくは走はしる
「『ちょっと遅刻ちこくしそう。腹痛ふくつうってことにしといて』」
「仮病けびょう!?」
飛脚ひきゃくはしる
はしる はしる!
走はしり続つづける!
はしる はしる!
「『色々いろいろはずかしーから、読よんだら即刻そっこく燃もやしてくれ!』」
「と言いわれましても…、政宗まさむねからの、
それも自筆じひつの書状しょじょうともなれば、家宝かほうとして大切たいせつに取とっておきたいもの。
残念ざんねんながら、しーっかり後世こうせいに残のこっておりまするぞ」
「いやあ! しっかし聞ききしに勝まさる筆忠実ふでまめっぷりだぜ」
「……おい、これも任務にんむなのか?」
「いいじゃねえか、こういうトンチキも乙おつなもんだ」
「……くだらん」
「……俺おれは戦たたかいたい、ってか?」
「……」
「戦たたかいといえばこの戦国せんごく乱世らんせい、
刀がたなを振ふるい鉄砲てっぽうを撃うつのが常つねでございました。
しかし、政宗まさむねにはもう一ひとつの武器ぶきがございました。
敵てき、味方みかたの心こころを巧たくみに操あやつる、武器ぶきとしての『書状しょじょう』が……」
書状しょじょう一ひとつで操あやつる
おだてて 焦じらせ
手紙てがみ一ひとつで操あやつる
油断ゆだんさせ 挑発ちょうはつ
餌えさを撒まいて
網あみを張はる
読よむのは
行ゆく末すえ
心こころ
大だい法螺おおほら吹ふき
本領ほんりょう発揮はっき
「こういう戦たたかい方かたもあるんだそうだぜ」
「…」
面白おもしろすぎるだろ
どういうことだ?
何故なぜ飛脚ひきゃくに?!
乗のりかかった船ふね
飛とび乗のってやる
巻まき込こむな
じゃあ溺おぼれるか?
「…」
「『昨夜さくや家来けらいと腕相撲うでずもうをしたら、ばっちり筋肉痛きんにくつうで腕うでが震ふるえて、
文字もじもぶれぶれじゃ。ははは』」
どうでもいい!
それでも走はしる
飛脚ひきゃくは走はしる!
「『最近さいきん雨あめが多おおいから退屈たいくつだろう。
明日あしたは晴はれそうだから城しろに来きてくれよな。久々ひさびさに語かたろうぜ』」
どうでもいい!
雨あめでも走はしる
飛脚ひきゃくは走はしる!
「『元気げんきでやってる?』」
「殿とのー!」
飛脚ひきゃくはしる
はしる はしる!
「『釣つりにいこうよ』」
「是非ぜひ!」
飛脚ひきゃくはしる
はしる はしる!
「『先日せんじつの宴会えんかいで酔よって殴なぐってごめんね』」
「あうぅ!」
飛脚ひきゃくは知しらぬ
中身なかみは知しらぬ
「『二日酔ふつかよいで気持きもち悪わるい』」
「おろろ…」
それでも走はしる 飛脚ひきゃくは走はしる
「『ちょっと遅刻ちこくしそう。腹痛ふくつうってことにしといて』」
「仮病けびょう!?」
飛脚ひきゃくはしる
はしる はしる!
走はしり続つづける!
はしる はしる!
「『色々いろいろはずかしーから、読よんだら即刻そっこく燃もやしてくれ!』」
「と言いわれましても…、政宗まさむねからの、
それも自筆じひつの書状しょじょうともなれば、家宝かほうとして大切たいせつに取とっておきたいもの。
残念ざんねんながら、しーっかり後世こうせいに残のこっておりまするぞ」
「いやあ! しっかし聞ききしに勝まさる筆忠実ふでまめっぷりだぜ」
「……おい、これも任務にんむなのか?」
「いいじゃねえか、こういうトンチキも乙おつなもんだ」
「……くだらん」
「……俺おれは戦たたかいたい、ってか?」
「……」
「戦たたかいといえばこの戦国せんごく乱世らんせい、
刀がたなを振ふるい鉄砲てっぽうを撃うつのが常つねでございました。
しかし、政宗まさむねにはもう一ひとつの武器ぶきがございました。
敵てき、味方みかたの心こころを巧たくみに操あやつる、武器ぶきとしての『書状しょじょう』が……」
書状しょじょう一ひとつで操あやつる
おだてて 焦じらせ
手紙てがみ一ひとつで操あやつる
油断ゆだんさせ 挑発ちょうはつ
餌えさを撒まいて
網あみを張はる
読よむのは
行ゆく末すえ
心こころ
大だい法螺おおほら吹ふき
本領ほんりょう発揮はっき
「こういう戦たたかい方かたもあるんだそうだぜ」
「…」